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ビジネススタート時、友人知人にお試し価格で使ってもらうことの弊害

マイビジネススタートして
「最初は知り合いから使ってもらおう」
と、家族友人から営業したり、お試し料金でお願いしたりする。

って、けっこう定石とされてますが
僕はこれこそがサービスが立ち上がらない、軌道に乗らない最大の失敗要因なんじゃないかなーと思ってますよ。

保険外交員になりたての方が典型例ですが
やっぱり結果が出ない人って、最初に身近な人に頼りがちなんですよね。

自分がヘタクソな時に
サービスが磨かれていない時に
「まぁ、お付き合いで買うよ」
という人たちに売ってしまうから、
自分自身もサービス自体もブラッシュアップされないのです。

ほいで未熟なまま
知り合いはいなくなり、次にやることは
テレアポと飛び込み営業 みたいな
難易度がクソ高い営業しか打ち手がなくなってしまう。

もうね。2手先がすぐに「詰み」なんですよ。

家族友人、身近な味方には
最初から売り込んではいけないのです。
本当にいいサービスであればその人たちは
知り合いを紹介してくれる。

でもその人に、未熟なものを
ちょっと嫌な思いさせて売ってしまえば
その人だけは何とか買ってもらえたとしても
あとに続かない。紹介をしてくれない。

本来あったはずの紹介の連鎖が止まってしまうのです。

マイビジネスは立ち上げの時ほど
身近な人に安易に頼らずに
赤の他人にしっかり提供してみる。

たとえ最初から売れなくても
厳しいフィードバックを得ることできるから
改善点もわかる。
下手に知り合いに買ってもらっていたら
これがない。
つまり未熟なまま、さらに難易度が買い世界線に
挑むことになり…結果、撃沈。となる。

もし赤の他人も納得して買ってくれるサービスなら
次から自信がつき、直接の友人にだって
正規の値段で売れるようになる。
「友達料金でえへへ」なんてしなくてよくなる。

また赤の他人にずっと売り続けてダメ。
改善してもダメ。
ならそのサービスはあっさり撤退しよう。と判断もできる。

これまた下手に最初、知り合いだけに何度か売れた。
という経験がむしろ邪魔になることだってあるのだ。

というわけでは、マイビジネス立ち上げ期は
どう考えたって、知り合いより先に赤の他人に挑んだ方がいい。

でも、できないし、やらないよね。
わかるよー。
いい歳こいて、厳しいフィードバック、未熟な部分の指摘なんて怖いもんねー。

自分がいい!と思っている商品サービスが
売れなかったり、否定されたら、むかつくもんねー。

でも、それがビジネスやで。
買ってもらえないなら、すべて自分が悪いのです。

つまりはそのくらいの覚悟がなくて
起業したり、独立したり、自分の名前で独立独歩しようなんて思わない方がいいのです。

自分がそれをできないなら、立っている人を支える側に回ればいい。それも立派なユア(your)ビジネス。

僕が喰らってきたフィードバックや批判や否定や誤解や嘲笑。
10年やってりゃ、無数にありますわよ。

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