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サンスケ

私達建築士が図面を書いたり、図面を見たりする場合の縮尺は住宅なら1/100や1/50、たまに1/30や詳細図なら1/10などが多いのですが、紙に打ち出した図面を見る時に使うのが通称「サンスケ」…三角スケールです。

三角形のそれぞれの辺に異なる縮尺の目盛りがあります。1/100、200、300、500、600の6つの目盛りがついています。1/50の縮尺なら1/500で一桁下げて寸法を読みます。

今回法務局で取った地積測量図で確認したい長さがあったので土地家屋調査士用の三角スケールをAmazonで購入しました。

1/250の縮尺が欲しかったのです。土地家屋調査士用は1/100、1/200、1/250、1/300、1/500、1/600のメモリが刻まれていました。

早速1/250の図面を測ってみました。今まで散々電卓を叩いていたのが嘘のように…簡単便利、なんでもっと早く買わなかったんでしょうか(笑

奥にあるのが土地家屋調査士用、手前は愛用している建築士用です。通常「サンスケ」はプラスチックでできていることが多いのですが、こちらはアルミ製
メモリが通常のものより荒く(見易い)ので老眼でもみやすくて気に入ってます。(笑

30cmの年季が入ってるのはこちらと多分同じ商品です。こちらは竹製…
要は温度変化や湿気による変形の少ないもじゃないといけないということです。


まあまあモジュールが混在してるので間取りを起こすのに時間がかかりそうです…

昨日のリフォーム予定のお宅の既存図から起こし始めました。間取りが複雑なのと、公図や隣の土地の地積測量図と現地で測ったのをもとに敷地図も起こしていくのでしばらくはこちらの作業に没頭です…

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