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芸術とは何か? 現代美術の街でちょっと聞いてみた…

ヘッセン州にあるカッセル(Kassel)は国際的な現代美術展ドクメンタの開催都市。現在は5年に一度開催されていて、次回開催は2022年です。

現代美術、コンテンポラリーアート… 美術館を訪れたら、ドイツに限らず目にすることも多いのでは。
とは言え、作品を前に考え込んでしまうこともしばしば…

かつてのガイドブックには、美術館で作品の質問をすると答えてくれるというようなコメントが多かったので、期待しながら館内の女性に聞いてみたところ… 良く分からないけどここに並べられたものが芸術なのよ 的なことを言われ… 学芸員じゃない方に声を掛けてしまったのかもしれませんが、まぁ、それもそうか… その後、この手の質問は避けることにしました。

カッセルには現代美術だけでなく、ヴィルヘルムスヘーエ城の古典絵画館やグリム兄弟の生涯や作品に関する展示のあるグリムワールドもあります。

カッセルはメルヘン街道のほぼ真ん中。グリム兄弟が30年近くもの長い間暮らした街です。

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それから、夏季であればヴィルヘルムスヘーエ公園で水の芸術(Wasserspiele)というアトラクションが楽しめます。

丘(ヘーエ:Höhe)の上から水が流れ落ちていく様を、集まった人たちと一緒に丘を下りながら見物していきます。

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ベルクパルク・ヴィルヘルムスヘーエは2013年に世界遺産に認定されました。

ちなみに…下の写真はカッセルで撮影したものです。

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今年、2021年はドイツを代表する現代芸術家の一人、ヨーゼフ・ボイスの生誕100年。ドイツ現代芸術に触れたい方は、この機会に是非どうぞ。
(とりあえず押さえたいという方は、フェルトと脂肪というキーワードだけ覚えておいてください。)

芸術とは… その場で美しいとか、凄いとか、深く印象に残ることもあれば、後になってから何かの機会にハッと思い出されることもあります。
あまり深く考えずに、できるだけ沢山見ておきましょう。ご縁があれば、ここぞというときに芸術の神様は降りてきてくださいます。

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(2000年の回想録: 写真はフィルムカメラにて撮影)

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