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宝塚歌劇団宙組公演 『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~タカラヅカ・スペクタキュラー『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』

ご贔屓宙組公演です。
今回は107期生お披露目も兼ねております。
出だしはもちろん初舞台である107期生の口上から。
こんなに長い袴見たことがない!と目を見開いてしまうほどの腰が高い娘さんたち!!
宝塚歌劇団の生徒さんが着用する袴って短めにつくられているんですよ。
なのにびっくりするほど長いって。生き物が違います。

さて、お芝居ですが、テンポよく歌の多いセット展開もたくさんある良い作品なのですが、暗転が多いせいか眠たくなって何度か白目をむきました。

花組に移動した星風まどかさんに代わり、この公演からトップ娘役に就任した潤花さんは、華やかな顔立ちながらどこか懐かしさ感じるクラシックな雰囲気。
シャーロックホームズの世界が似合います。
和希そらさんの渋みのある刑事、瀬戸花まりさんの威厳ある女王姿も頼もしく。
暗転さえ、少なければなあ。

ショーはとびきりきらびやか。
ステージに上がる人数がこの公演からコロナ前の状態に戻ったのと初舞台生がいるのもあっていっそう華やかでたっぷり。
手拍子をする回数が多くなる明るい曲が続き、また、着席したまま観客も一緒に踊る楽しい場面も。
ペンライトを使って踊るのですが、私は持ち合わせていなかったので、手をグーにしてやりきりました。

明るいショーの間に覆面バニーガール姿のタカラジェンヌたちが繰り広げる妖しいパフォーマンスがあり、意外な展開にドキドキ。
菊地成孔さんが奏でる音楽の世界観に似たものを感じ、それを宝塚歌劇で観るという貴重な経験が出来て嬉しかったです。
今までなかっただろうと思われることに取り組む姿勢と心意気が素晴らしい。

初舞台である107期生のラインダンスも可愛らしく。
といいますか、今年の初舞台生はとびきり頭が小さくて手足が長いですね。
私が一番ハマったタカラジェンヌ朝夏まなとさんに何となく似た方がいて、終演後ググってしまいました。
最初から最後までしっかり別世界へと連れて行ってもらえました。
次の宝塚観劇はいよいよ雪組シティハンターです!


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