韓国ドラマ「秘密の森2」感想文

検事ファン・シモクは、地方で起きた溺死事件を追う。かつて、シモクと共にある事件を解決するため奔走した当時刑事で現・警監のハン・ヨジンは趣味であるアニメのフィギュアをインスタで検索しているうちに、溺死事件現場で記念撮影をするカップルの写真を見つける。
再び二人は協力し合うようになるが、同時に捜査権を巡って検察対警察として対決する立場となる。

その頃、シモクとかつて同僚であったソ検事は、少年事件を取り扱いつつ、ある弁護士の不審死と警察の不祥事に目をつける。
前回同様、出世欲とコンプレックスを丸出しに立ち回るソ検事だが、ある日、血痕を路上に残して姿を消す。
シモクとヨジンはソ検事を見つけるべく張り巡らせられた伏線を引き寄せていく。

上記のようにとにかく1つのドラマに対して事件が多すぎるため、ちょっと複雑に感じました。
最後はちゃんと伏線回収しましたが、やりすぎ感ありましたね。

手術の後遺症で感受性の乏しいシモクと人当たりのいいヨジンの関係が変わらないところが良かったです。
何だか思春期ではない、小学生や大学生の頃における異性間での友達関係みたいなんですよね。つまり、色気がない。でも、そこがいい。

そんな二人をずっと観ていたくて内容はともかく終わるのが非常に寂しかったです。
シモクの上司に叱られた時の「何やしらんけどこの人凄い怒っているからとりあえずあやまっとこか」という顔で詫びるところとか、ヨジンの人に負担をかけない佇まいや可愛らしさとか、本当に程よくこちらに幸福感をもたらします。

「心配」がわからないシモクが最後にヨジンへ対しそのような探りをいれているのも良かったです。

あー、本当に終わっちゃったんだなあ。
続編を強く望みます。
だって、ソ検事は物足りないでしょうよ？！。
あと、シモクってシーズン1に出ていた後輩検事のことが好きだったのかなあ。それとも、自分に気がある子だったから何となく気になっているだけなのか。そこんとこも秘密の森でした。

メイキングも。二人共可愛らしい。