残念なのに少し嬉しいような。

以前、かつて働いていたところの人からヘルプでまた仕事に来ないかと声をかけてもらったことを書いた。

恩義に報いる|こみこ みこ #note #私の仕事 https://note.com/komiko2018/n/n9654553aec83

他の仕事との兼ね合いでなかなか出向くことが出来なかったのだが、正月明けに1日だけ行けそうになった。
久しぶりにその職場へ行くので今から少し緊張していたのであるが、先日、その仕事が無くなったとの連絡があった。
総務でまかなうことになったらしい。


私が担当するはずだった仕事は企業受付だ。
ご存知のとおり、私は44才の白髪と中年太りをなんとなーく誤魔化して生きているおばさんである。
前回、経験もないのに企業受付の仕事につくことになった際には自分でも首を捻りすぎておきているのに寝違えそうになった。
それは言い過ぎだが、まあ、胸中はそんな感じだったのである。

現場へ行くとなかなか立派な会社で、一緒に並ぶのは当たり前だが若い娘さんだった。
この方がとても良い人柄で、短い間だったが楽しい時を過ごせた。
再びこの仕事に声をかけてくれたのは、彼女だった。
今回、彼女とまた仕事をする機会を失ったのはとても残念であるが、少しホッとしている自分がいる。
やはり、見た目をそれなりにしておかなければというプレッシャーがややあったからだ。
前に勤めていた時よりも背脂に腹肉もついて、シミも増えた。
特に腰回りは一回り大きくなったように思う。
プランクしたり、体操したり、食べる量を減らしたりしたとて、のれんに腕押しなのが中年太りである。

以前、企業受付のヘルプをしている年上の女性に会ったことがある。
お肌はそれなりであったが、スタイルがとても良い人だった。
その方も50歳近いのになぜ企業受付の仕事が自分に回ってくるのかと不思議がっていたが、若い頃はもっとキレイだったのだろうなと想像のつく見た目だった。
小柄で中年太りの私に残されているのは、シワの無い顔の肉付きの良さくらいなので、来社されたお客様を正月早々げんなりさせないよう、最近ウエストを絞ろうとしていたところにキャンセルの連絡が来たのである。
これで思う存分、クリスマスから正月にかけて食事を楽しめるというもの。
再びヘルプの依頼を受けるのはまだまだ先でお願いしたい。


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