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映画「極道の妻たち 最後の戦い」感想文

何でしょう。顔面が凶器で兵器で芸術品の岩下志麻さんに頼りきりではないでしょうか、と言いたくなるほど、ストーリーがイマイチでした。というより、スロー。

これまでのシリーズ全出演中のかたせ梨乃さんは、今回は既に鬼籍に入った組長の妻で気合いの入った女性を熱演。
キャラとしては少しあさはかなところがありましたが、そこも極妻らしい味付けとして定番化されているような気さえします。

若かりし頃の石田ゆり子さんが出ているのですが、この方も今の方が見た目も芝居もまだ良いですね。お芝居を見ると、妹さんのほうが先に売れた理由がよくわかりました。

今回のお色気担当はかたせ梨乃さんでも石田ゆり子さんでもなく、暴力団付きの弁護士役を務めた津川雅彦さんではないでしょうか。肌を見せていないのに脱いでいる人より脱いでいるようなむき出しの芝居。
岩下志麻さん演じる姐さんへの畏怖を孕んだ恋慕の表現が流石でした。

でもやっぱりストーリーがねえ。
次作に期待!

来週は月曜日に放送ですってよ!

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