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Filmのレビュー: Kodak Ektar100

第一回目は自分がよく使っているFilmの Ektar100 をレビューしてみます。


特徴

フィルム写真を楽しんでいる方であれば、名前は聞いたことがある Kodak から発売されているフィルムで、謳い文句は

「ISO感度100のカラーネガフィルムで世界最高の粒状性

との事です。

粒状性とは 簡単に説明すると、写真のきめ細やかさを言い、粒状性が良いほどザラつきにくい写真となる訳です。

個人的に2022年の時点で手に入るカラーネガフィルムの中では、一番発色が良いフィルムではないかと思っています。

作例

画像1
Kodak Eltar100 + Jupiter8 50mm  大磯海岸にて

使用するレンズによって多少の発色具合は変わりますが、オールドレンズを使用した場合でも階調に優れた像が映ります。

Ektar100 + Summicron 50mm 4th 鵠沼にて
Kodak Eltar100 + Jupiter8 50mm  大磯海岸にて
Ektar100 + Summicron 50mm 4th 江の島海岸にて

Kodakが得意な黄色と彩度がよく出ていると思います。

Ektar100 + Summilux 50mm 1st 三峯にて
Ektar100 + Summilux 50mm 1st 雁坂トンネルにて

性能がイイとは言っても、レンズの設定次第でノイズがしっかり出るようです。トンネルの写真は1/8 f1.4の手持ちで撮影したので、三脚に置いてじっくり撮るなら心配は無さそうです。

Ektar100 + Summicron 50mm 4th ゴールデン街にて
Ektar100 + Summicron 50mm 4th ゴールデン街にて


ISO 100 フィルムの中では圧倒的な価格(高い)と性能のお陰で、お店に行くと良く売り切れになっている印象です。

価格は2022年3月の時点で 2490円(税込み)が平均の様です。
36枚撮りでもちょっと高いですね・・・



まとめ

kodak Ektar 100をまとめると

世界最高の粒状性
階調と発色が良い
価格が高い

という事になりました。
価格の面で常用が難しいフィルムではありますが、ここぞという場面ではユーザーの期待通りの結果を提供してくれる優秀なフィルムですので、まだ試したことがない方は是非使ってみてください。

それでは・・・



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