カフェ

企画書を書くときに考えていること


企画書を書くのが好きです。
企画を考えるのも好きなのですが、ここでは企画書の書き方にフォーカスをあてて、自分なりの書き方をまとめてみます。

去年、運よく一次を通過できたツタヤクリエイターズプログラム(TCP)で出した企画書を元に書いていこうかなーと。


1枚目。表紙。

表紙だし、結構こだわったつもりなんですが、2次審査を担当してた方に「ダサい」と一括されたので、ビジュアルは全体的にあまり参考にしない方がいいと思います。結構ショックでした。つらい。
とりあえず雰囲気が伝えられれば十分かなと思って、3行あらすじと文字のフォントは割とこだわったような。フォントも含めてダサいのだとしたら目もあてられないのですが(´;ω;`)

2枚目。企画意図。

ほとんどの企画書を読んだ人が半ヲタってなんだ?と思いつつ、ページをめくることが予想されたので、まず、その疑問を解消するべく、半ヲタの説明を頭に置いてます。
それからそのまんま、自分がなぜこれを企画したのかを書くのですが、純粋な自分の企画意図を元に、そういう意図なら共感して観てくれる人は多いよね、と読んだ人の納得感を演出できるよう、編集していくイメージで書きました。

3枚目。企画テーマとログライン。

これも企画意図とほぼ同じですが、共感性の高さを意識してました。
共感性の高さ=商業性の高さ的な。商業映画として描くに値するテーマなのか、みたいな。


4枚目。訴求ポイント。

まず訴求ポイントってなんだ?と思ってググりました。結果、ここが面白い、ここをアピールしたい、みたいな意味だと解釈。
個人的に掛け合わせで書くのが好きなので、〇〇×△△みたいな書き方を採用しております。わかりやすいくていいかな、という感じで特に意味はないです。好みです。

あと実体験であるという所は絶対盛り込もうと思ってました。
理由は、その前の年の1次通過者のあらすじを見てると、かなり高い割合で実体験だったので、実体験が通りやすいのかなと思い、嘘じゃないし、これは書かなきゃ損かなーと思って満を持して書きました。
が、特に通りやすいとかはないと思います。
ただ、実体験ゆえに説得力があるし、最終的に受賞して映画化が決まった時、商業映画として売る段階になると、実体験が売りに出来るとかはあるのかもしれないですが。そういえば「嘘を愛する女」も実話です、みたいな売り文句が付いてたような。
受賞しても監督としてはほぼ無名なので、映画企画として一個わかりやすい売りがあった方がいいのかも、とか思ったりしてます。

話それましたが、書き方に戻ると、これでいう「和製版プラダを着た悪魔」的な感じで、●●版○○です!という似たような作品タイトルを引用した文言は入れるようにしてます。効果があるかないかはわかりませんが、単純にイメージしやすい気がするからです。


5枚目。登場人物。

ダサいがスパークしてるビジュアルですが、わかりゃいいでしょう。作ってる時はダサいと思わずウキウキで作ってました。死にたい。
右上の能年玲奈ちゃんは海月姫というヲタクを扱った映画のビジュアルなんですが、一応ヲタクに紐づいたビジュアルを引っ張ってきてることだけは評価してほしぃ。。。

6~10枚目。あらすじ。


見やすいことだけを意識してます。チャプター毎に見出しを作り、関連したビジュアルを貼りつけ、脚本家志望っぽく、ポイント毎にセリフを書いてます。


終わりです!
まとめると、企画書書く上で共通して意識してるのは以下の2点みたいです。

・わかりやすく!見やすく!
・読んでる人を置いてけぼりにしない。



もうすぐ東映企画コンペ締切ですね。頑張っていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?