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172 お掃除レッスン終了35日目2020.11.21 NIGHT HEAD読み始め

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来年の夏、2041年版としてアニメ化されるとの報道が出ていたので、読もうかな、と探したけれど、kindle版しかない。
紙が好きなので、中古を探すも、揃わない。そのうち再販かかるかなぁ。
で、近所の図書館にありました。

『NIGHT HEAD』

てっきり漫画版のつもりで予約をしたら、小説だった、、。文庫本6冊。
大丈夫、面白ければ読み終わる。
『NIGHT HEAD』や『ツインピークス』は甘酸っぱい思い出はあるけれど、正直最後までちゃんと観ていない。
あの頃は怖かった。

でも時は2020年。
数十年の時を経て、ディヴィッド・リンチを思い出す。単語の端々。一緒にキューブリックも思い出す。ほどよく田舎の中学生で、近所のレンタルビデオ屋とオリーブが知らない世界への入口だった。

観ていても難解でよくわからない、、と思っていたNIGHT HEADだったけれど、今の時代ならすんなり受け入れられる。
ここでもまたアカシック・レコード登場。
時代が進み、科学が進歩し、今なら科学の方からこの不思議な力を証明できたり、説明できたり、推測できたりする。
近年、HSPなんて言葉も流行っているけれど、これ、90年代に
「私は人の悪い気を受けてしまいます。人混みに行くと気分が悪くなります。台風が来ると寝込みます。雨が降るタイミングはわかります。」
などと言おうものなら、周りからは
「あなた超能力者ですか??」
と思われたんじゃないかと思う。
今の時代なら、
「あーわかるわかる!低気圧辛いよねー!」とか、
「私は気圧があがるときの方がきついなぁ!」とか。
「量子学で説明しようか?」とか。
「それは古来から人間に備わった生存本能、危機察知能力です!」とか。

トリックのある超能力な部分は、ネット上で丁寧に説明されている。

人は自分が理解できないものに恐怖を感じるようだけれど、それらしい説明はどこかで誰かがやってくれる。真実も嘘も虚像もしたり顏で垂れ流されるので、外側にある怖さも面白みも薄れ、自分の中の恐怖の種を探そうとしてしまう。

選ばれしもの、特別な能力というのは、ある時を境に、あーその程度ならできるよ、とか、臨床を積めばなんとかなるよ、と一般人におりてきた気がする。

みんなそれぞれ自分にしかない能力に気づいているし、それをそういうこともあるだろう、と認める人が多くなってきている。

という点では2020年はきっと生きやすくなっている。

2041年版、、人類はどこまで進化するのだろうか。退化するのだろうか。

一巻読了!チョコレート!

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