父親歴 5日
父親になって5日が過ぎた。
子どもが生まれたあとも心配事は尽きないもので、
産後の妻の熱発や痛みに
一喜一憂する日々が続いた。
しかし、
テレビ電話越しにでも顔を見れた事は
傍にいられない自分にとって
貴重な時間だったと思う。
特に
会陰部切開の痛みや、
胸の張りで寝返りが打てない程痛い時も
顔を見れればホッと出来たし
何より
我が子を間近で見ることが出来た。
妻は
日に日に痛みも落ち着き、
本日無事退院することが出来た。
子供も元気に泣き、
おっぱいを吸えるようになった。
昨日よりも鳴き声が大きくなったり、
おっぱいを吸うのが上手くなったりと
日に日に成長しているのを目の当たりにすると
幸福感でいっぱいになれる。
退院に合わせて
バレンタインデーは母の誕生日でもある。
出産予定日の都合上
もしかしたら同じ誕生日になるかもと思ったが、
そうはならなかった。
しかしながら
妻と子の退院を祝ってやれるのが母の誕生日だ。
これはこれでめでたいと思う。
妻と子を妻の実家へ送った後、
母に会いに行こうと思った。
時折
夢には出てきたが
子供が生まれた報告をするのはこれが初だ。
だから今日は
子どもが無事に生まれた報告と
年は取らなくても誕生日だ。
祝ってやるのもいいだろう。
コロナの兼ね合いで
まだ孫の顔を見せてやる事は出来ないが、
宮参りの時には
親子3人で顔を出しに来る事は出来るはず。
その時を楽しみにしていてもらおう。