「今」を大切にする
保育園にお迎えに行くと、
「今日は、電車のおもちゃで遊んでいました。ちゃんと線路の絵が書かれているところを走らすんですよ。横断歩道の前では、アンパンマンたちがきちんと並んで待っているんです。それから、・・・」
と保育園の先生が教えてくれました。
保育園の先生の話には具体的なエピソードが満載です。
息子がどのように遊んでいたか、その光景が目に浮かぶようです。
じゃあ、翻って僕は今日の息子の様子を話そうとするとき、エピソードで語ることができるか。
非常に恥ずかしながらすぐにはエピソードが浮かんできません。
振り返ってみると、先生としての僕も同じで、懇談のときなど保護者の方と話をするときにエピソードで語っていないなとつくづく反省です。
エピソードで語れるようになりたい。
特に娘と息子のことについては具体的な姿で語って記録を残しておきたい。というのが書くことを始めた動機のの一つでした。
じゃあ僕はそうしてエピソードで語ることができないのか。
それは、何かをする(Doing)に必死になっているからだと思います。
何をすればいいかな。
どうすればいいかな。
自分は何をするべきなのかな。
「する」を積み重ねて、何かを達成しようとする。
そして、自分が何者かになろうとする。
だから、意識は常に「次」に向かっています。
スマホ片手に情報を収集しながらだったり、
頭の中で違うことや次のことを考えていたり。
「今」を大切にできていないんだろうな。
ちょっとした時間を何かすることで埋めるのではなく、その一瞬一瞬を大切にする。
「なにかしなければ」という思いにとらわれている僕にとっては「する」を手放すことはとても勇気がいることです。
でも、「する」を手放して、一緒に「いる」時間を大切にする。
そして、娘息子とともに過ごす「今」を大切にする。
それが僕の生活を豊かにすることにつながるのかもしれない。
今流行りのマインドフルネスなんかもこの辺りに通じているのかな。
毎日を、そして一緒に過ごす一瞬一瞬を大切にしようと思います。
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