【オーストラリア滞在記】日本のこと、英語で説明できますか? 21日目
日本語の意味を英語で説明しよう、という授業でいつかの語学学生時代撃沈した過去がある。
「生きがい」の意味が、なんとなくならわかる、例などであれば挙げられるのだけれど、核心のような意味がわからなかった。
生きがい以外にも本当はちゃんと意味のわからない日本語が、恥ずかしながら私沢山ありまして、
それが本日はお食事のことでした。
すき焼きの作る順番がわからない。
実家ではお祝い事があるときはいつもお寿司かすき焼き。
うちの場合は先にお醤油で肉を焼いて、その後にお湯と割りつつお野菜を調理していくスタイル。
が、だ。
ネギを先に焼くんじゃないの?
醤油とお湯を煮詰めてからその中にお肉と野菜を入れるんでしょう?
という質問が飛び交った。
私は実家で作っていたそのままに作ろうと思っていたので、
オーストラリア人のお客さんとの間にはてなが一瞬飛び交うという、あるまじき状況に陥ってしまった。
その場はベテランのオージーの同僚に助けてもらったのだけれど。
すき焼きの本当の作り方ってどうやるの?
おそらく日本の地域によっても別れること。
うちのお店ではお肉とお醤油が先でした。
他にも揚げ出し豆腐の種類って普通の豆腐とどう違うの?
などなど、お客さまの興味は尽きないし、自分の無知さが笑えてくるこの頃。
日本人?と聞かれて、はい、純粋な日本人です!と笑顔で答えていたのが恥ずかしい…。
日本の外に出れば出るほど、
普段自分が気にも留めていなかった当たり前のことをとても深く聞かれたりする。
身近にあるものほど意外と私たちは知らず、
そういったものほど外の国からは興味を持たれている。
日本特有の素敵な文化なのだ。
そしてそういった知識があると、外国人に囲まれた時の話題にもなることを知った。
ちょっとずつ、日本のことを私も知っていきたいと思った本日のお仕事でした。