見出し画像

【おすすめマガジン】神話の地で起きた、奇跡の温泉街再生ストーリー。

私が今、いちばん夢中になっているnoteマガジンがあります。
島根県の玉造温泉を舞台とした温泉街再生ストーリー。

今日はこのマガジンを、みなさんに紹介したいと思います。
ステイホームで少しお疲れ気味の方には旅行気分を、地域再生やまちづくりに奔走されている方には前に進む勇気を。そして、すべての方に元気を、このマガジンから感じ取っていただけることと思います。


まず、玉造温泉はご存知でしょうか?
1300年前から美肌の湯とともに生きてきた玉造。
それにはきちんとした根拠もあって『出雲国風土記』の一節に「一度お湯を浴びると若返るように綺麗になる(一濯則形容端正)」と、記されており、すでに美肌効果が確認されていたのだそう。
そんな歴史と神話に彩られた玉造温泉も、バブル崩壊後、衰退の一途をたどり、よくある寂れた温泉街へ…。

しかし、2007年当時、空き店舗だらけだった玉造の温泉街は、2019年になる頃には、20軒以上もの新店舗が開店、また、温泉街にある旅館の年間客室稼働率も30%台から70%台へと上昇


この13年の間に、玉造で一体何があったのか?


 物語はその再生経緯をユーモアたっぷり、裏話満載(これがおもしろい!)で、包み隠さず伝えてくれます。

 そして、そこには、地域の人たち、それに巻き込まれていく様々な人たち(良い意味でね)の熱い思いと、地域と向き合うひたむきな姿がありました。

 玉造グランドホテル長生閣のノブ社長(あえてこう書きます)、4話に登場される松乃湯の松崎社長、そして、兼ねてからお会いしたい周藤さま…。本当に登場人物が魅力的すぎるんです。そして、もちろん、奔走する若かりし角さんご本人も!

 筆者の角さんとは、島根県隠岐郡の海士町で初めてお会いしました。
明るい元気なお兄さんといった印象。その時、海士町で開催された「島会議」で一緒に登壇することになったのが最初のご縁です。
いまだから話せますが、当時、どんなふうに場をまわすのかも、そもそもお互い何者かもよく分からない状態で、コンビを組むこととなり、舞台へ。


…なんですけど、なんかこうピタッと息が合っちゃいまして。まさに阿吽というやつでしょうか。すごく楽しかったことを、今でも思い出します。

とても気さくで、いつも開いている角さん。
そんな角さんのお人柄も滲み出ているマガジン。
海士町でも、玉造のはなしをお聞きしていたので、マガジンでそのエピソードが出るたびに、なんだか側で角さんが、ゲラゲラ笑いながら当時のこと読み聞かせしてくれてる感じが、いつも読む度にします。

そして、このマガジンは玉造温泉のアーカイブとしても、とても貴重な記録になるだろうなと思っています。これからの玉造のために、そして、同じような悩みを抱える全国各地の温泉街や地域再生に取り組まれている方々の、道標に。
こんな時だからこそ、読んでほしい元気になれるマガジンです。

お話の中に、神仕組みという言葉がでてきます。わたしは、それを今日初めて知ったのですが、角さんと海士町でお会いしたことも、こうして今もつながらせていただき、私自身がこの再生ストーリーに、色々な意味で後押しされていることも、まさに「神仕組み」なのだなと実感しています。

さて!
毎回しびれる展開があったり、鳥肌がたったり、目頭が熱くなったり…!高感受性の私は、とにかく忙しいんですが、
直前の第11話では、600万あったはずの、まちづくり会社の預貯金残高が30万(😱マジ、ヤバイですね…)となり、ついに倒産危機を迎えてしまいます。角さん、ピーンチ!!!玉造、ピーンチ!!!!

しかし、しかし!ここから始まる玉造温泉の奇跡…!
数々の神話も残る出雲の地で、数々の奇跡が起こります。もちろん、それは出雲だから、玉造だからではなく、携わる人々の想いが形になっていくということなのですが。益々、目が離せません。

こちらのマガジンは、現在も連載中で、ほぼ毎日のペースで更新されています。角さんによるとまだまだ続きそう。だって、もう12話なのに、まだ2009年って…!

書籍化間違いなし!?(なんならドラマ化もしてほしいわ)のドキドキ温泉街再生ストーリー。
noteでは、玉造の美しい写真も、随所に出てくるので、ステイホームの合間にちょっとした旅行気分も味わっていただけると思います♨️

旅行が好きな方、もともと玉造ファンの方、そして、今まさに地域でまちづくりに奔走されている方、何だか色々行き詰まっていて、とにかく元気を貰いたい方、ぜひどうぞ♨️♨️