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今日、noteをはじめました。

SNSで最初に始めたのは、Facebookだった。
何気ない日常をちょっとした写真と文章で切り取る作業は、日記のようで楽しくてすぐ夢中になった。同時にたくさんのblogに触れる機会も増えた。ただ、自分の中ではblogは必要ないなと勝手に決めつけていた部分があった。好んで私の発信を読んでくれる人がいるとも思えなかったし、正直、日記のようなblogならFacebookで充分だと思っていた。その差や違いも分からなかったし、blogの役割や効果とか意味をよく理解できていなかったのだと思う。

そんな風にFacebookで発信し続けているうちに、次第と日常でふと感じたこと、仕事にまつわること、子育てのこと、自分が好きだと思うこと…。自分の思いや感情を乗せて書き記すようになった。自分に向けて書いていた日記からの脱皮。読んでくださる方の反応も随分変わったように思う。体温のある文章は、きちんと伝わるんだと気づき始めた。3〜4年続けてくると、かたちやアプローチ、視点は違うけれど、必ず触れるテーマがあったり、こだわりのような自分の中で結晶みたいなものがあることを発見した。
ただ、たまにそれらをもう一度読み直したいと思った時、Facebookだとそれが容易ではないことにも気づいた。アーカイブして振り返ったり、カテゴリーで分けて整理したり出来ない。いつくらいに、こんなことを書いたという自分の記憶だけが頼り。 Facebookは私の中で月刊誌のような感覚なのだ。TwitterやInstagramは週刊誌。いずれも意識して留め置かないと流れていくもの。そこでやっとblogを書くという気持ちが固まった。

私にとってblogを書くことは、インプットしたものをアウトプットする場、思考の整理をする場、自分という存在を確認する場として、とりあえず定義してみた。また、そうやって書かれたものは結局、誰かを思って書いていることがほとんどなので、時間を使って読んでくださった方の背中をそっと押したり、その人の気持ちに寄り添ったり、時にはハッとさせたり…。そういうものになればいいと思っている。

書くと決意してからも少し時間がかかってしまったけれど、やっと今日の日を迎えた。
本当は、こんなふうにカテゴライズしておこうとか、デザインはどんな風にしたいとか、色々と理想はあったのだけれど、自分の悪い癖でそれだといつまでたっても始まらないので、まずはしのごの言わずにやる。後のことはやりながら考える。自然と自分の思考がカテゴライズされていく過程も楽しもうと思う。