#4 当たり前のその背景

こんにちは。
駒野千兵衛です。

先日、カフェに行ったのですがカフェの店員さんってマジですごいなと思ったんです。
なぜかというとそのカフェ大行列だったのですが、落ち着いた顔をしながらすごいスピードでドリンクを作成していて、僕たちに渡す時も笑顔で「ごゆっくりどうぞ」なんて言っていて・・・。
ふと「僕がこの仕事やってたらめちゃくちゃ態度悪く渡すだろうな」とか、「そもそも続けられないな・・・」って改めて日本のサービスのレベルの高さに驚きました。
日頃SNSを見ていても「店員の態度が悪くて」みたいなネガティブな投稿が多く見えるなと思ってましたし、自分自身も愛想悪く対応されるとムッとしてしまうことあるのですが、改めて店員さん達に求められている「当たり前」の質が上がりすぎているなと考えたり、それに順応できる方々への尊敬だったり、なによりも順応しきれていない方々に対してこちらも攻撃的になったりするのではなく「大変そうだな」と思いやる気持ちを忘れずにいたいなと反省しました。

長くなってしまいましたが本日はそんな「当たり前」に対して面白いニュースがあったので取り上げたいなと思います。

先日アベマニュースにて「挨拶するしないの自由があっていいはずだ」という主張をする若者が近年増えていると取り上げられSNSで話題になってました。
挨拶強要はアリ?ナシ?「敵を作らないために必要」ひろゆき×「強要ダメ!」若者 - #アベプラ 【平日よる9時〜生放送】 - 企画 (ニュース) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA

このニュースの中では
「挨拶したくないから顔合わせないように下向けて出社してる」
「新人社員から友達じゃないのになぜ挨拶しなきゃいけないんですかと言われた」
など、今までの世間一般的な「当たり前」を拒絶する若者の姿が散見されている様子でした。

これに対しSNSでは
「挨拶もできない奴は仕事できない奴が多い」
「こんな人と仕事したくないわ」
「挨拶嫌なら独立すれば?」
など、否定的な意見が多くみられていましたが別の意見として
「あくまで挨拶はコミュニケーションの入り口。なくても問題ないのであればいいのでは?」
「声をかけにくい人への挨拶はたしかにハードル高いから気持ちはわかる」
など、完全に否定しているわけではなくてあくまで挨拶は一つの選択肢だったり、しづらい気持ちもあるよねという歩み寄りを感じる意見もありました。

この話題、皆様みられたときにどう思いましたか?
僕は挨拶はやっぱり大事なコミュニケーションだし必要かなとは思うんですけど、そもそもこういった挨拶に対してネガティブな感情を抱いてしまう人の気持ちも正直ちょっとわかるなって。
今まで色々な方々と一緒に仕事してきましたが上司や先輩って結構自分の機嫌で挨拶したり無視したりする人多くないですか?
それでも新人だったりには「元気よく挨拶を」とか「つまらない顔するな」とか、そうやって自分たちは相手に自分の理想を押し付けてきたり。
こういう人に対して「こいつに合わせてたら身体持たねぇな」とか思って距離置いたりしたことはあるので、今の若者のこの「挨拶したくない」ももしかしたらこういった背景があるからなんじゃないのかなって。

なんだかんだ挨拶程度でも元気よくされれば嬉しいですし、逆に無視されれば傷つきますし、今回のこの主張の多くってこういった自分を守るための策の一つとして言っているんじゃないのかなって。

もちろん、そもそも面倒だからと単純に挨拶を返そうとしない人も世の中にはたくさんいると思いますけど、そういった方々ってどの時代にも多くいて、今は良くも悪くも自分を守ることが大事という時代になってきたからこそこういった議論が生まれるんじゃないかなって僕は思いました。
だから、傷つきやすい方々でも安心して挨拶やコミュニケーションを取るにはどうしたらいいのかとか、そういった方向にいけばもしかすると昔よりもより円滑に関係性を構築できる可能性もみえてくるのではないかなと感じました。

皆様はこの話題についてどう考えましたか?
ご意見、ご感想等あればコメントいただけますと幸いです。

本日もここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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