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植物のお世話について

カキテ:イチカワ

こんにちは

当店で取り扱っている植物のお世話について記しておこうと思います。


《ハオルチア》

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●栽培環境
春秋生育型の多肉植物として栽培します。
3月〜6月ごろの春から初夏までと、9月〜11月の秋に生育するので、それ以外の暑い夏期と寒い冬期には水やりを控え、休眠させます。
多肉植物としてはめずらしく強い光を必要としないため、
1年を通して戸外または風通しの良い明るい室内で管理します。直射日光下に置いても枯れることはありませんが、生育が遅くなったり、みずみずしさがなくなったりします。
通常、庭植えにはできません。肥料は無くとも大丈夫ですが春と秋に少量やると良いでしょう。
●水やり
生育期にあたる春と秋の間は、週に1回、午前中にたっぷりと水やりをします。休眠期間にあたる夏と冬の間はあまり水を必要としません。土が湿りすぎていると根腐れを起こすことがあるので、月に1〜2回、水を少なめに与えます。
しかし、1年中温度が一定の室内(冷暖房が効く場所)で管理をしている場合は、春と秋と同じ水やりをしましょう。


《ブロメリア》

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●栽培環境
硬い葉の硬葉系のタンクブロメリアと軟らかい葉の軟葉系との分けられ、硬葉系は強めの光で(直射日光から半日陰など※真夏を除く)軟葉系は柔らかめの光(明るい日陰など)で管理すると良いでしょう。置き場所は屋外の半日陰から明るい日陰、風が強すぎると葉がこすれて痛みやすいです。気温は10℃を目安に屋外、屋内に移動させてください。(冬は室内へ)
植えつけ用土は水はけの良いものを選ぶと良いでしょう。
交配種も非常に多く、開花もしますが開花するのは1株から1回だけで開花した後は子株を出して世代交代をします。
●水やり
水やりの頻度は週に1度もしくは2度。タンクブロメリアは厳しい環境で生き抜くために、筒の中に貯めた水から水分と栄養を吸収します。根から水を吸収する割合は多いため用土に水をあげることも忘れずに。硬葉系のタンクブロメリアは特に乾燥に強いものも多く、2週間ほど水をやらなくても枯れることは少ないため、さほど神経質にならなくて大丈夫です。


《サボテン》

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●栽培環境
太陽光を好み、本来暑さと寒さには強いのですが、日本の高温多湿の夏、そして凍ってしまうような寒さは苦手です。年間通して風通しよく、よく日の当たる場所で育てます。真冬は5度以下にならない環境にしてあげましょう。丈夫で枯れない!というイメージのあるサボテンですが、置き場所が悪く、何もしなくても1ヶ月ぐらいは生きられますが、最終的には枯れてしまいます。また、日照不足で、ヒョロヒョロと伸び出してしまったものを徒長と言います。一度徒長すると元の形には戻らず形のバランスが悪くなるので、よく日に当ててしっかり丈夫に育てるようにします。
●水やり
水やりを考えるときはサボテンの体を水をため込むタンクとイメージして、大きなサボテンはタンクも大きいので月に1~2回の水やりで十分です。小さなサボテンはタンクが小さい分、水を好みます。月に2~3回が目安です。真夏や真冬の休眠期に水をやりすぎると、根腐れして枯れる原因になるので、あげすぎには注意します。


《アロエ》

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●栽培環境
アロエは気温の高い時期に生長する、夏型の多肉植物です。太陽光を好むので、基本的には日当たりのよい場所で育てましょう。春と秋は日当たりのよい戸外にし、真夏は強光線を避けるように半日陰に置きます。冬場10℃を下回るようであれば室内に取り込みます。日照時間が短いと茎が細くなるので注意が必要です。
用土についてはアロエは湿気を嫌うので、水はけのよい土を選びましょう.肥料は基本的に必要ありませんがやる場合は置き肥を植え替え期に置くくらいで良いでしょう。
●水やり
アロエの生長期である春~秋は、土の表面が乾いたら、鉢全体に水が行きわたるようにたっぷりと水を与えます。毎日必ず与える必要はありません。一方、冬はほとんど水を与える必要がなく、むしろ水を与えないことで冬眠状態になり、寒さに耐えることができます。春に新芽が動き始めたら、徐々に水やりを再開します。


種類に合ったお世話は大切ですが基本的に

適度な日当たり、水やり、風通しが大切です。

スタッフも勉強しながらですがスクスク育つ植物を見るのは楽しいです。

皆さまのそばに寄り添って癒しとなる植物に出会えるお手伝いができたらと、

本日もこまのぐでお待ちしております。

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