V.D.L.C.バッグの ”色” のお話し
カキテ:広報 田中
軽くて柔らかい、帆布の洗えるバッグ。こまのぐはV.D.L.C.の直営店でもあります。つかい手のことを考えぬいた優しいバッグは、自慢の品物です。
(私も、入社時から舟形ジップトートの若草色を毎日使っています!)
そんな、バッグの "色" についてのお話です。
現在、ベーシックなカラーラインナップとしては、こちらの6色です。
加えて、2021年春夏の限定カラーとして、3色ご用意しています。
V.D.L.C.バッグはベースの生成色の布から、縫製がすべて終わりかばんの形になったものを、まるまま染め機に入れ、後染めします。
縫製の際に糸も綿100%のものを使用するのは、糸までしっかりと染まるようにとの意味もあります。
この工程のため、くたっとした布がさらにこなれた質感になります。悪く言えば「シワ」になってしまうのですが、このシワはバッグの愛嬌であるとともに、製品がきれいに染まっている証なのです。
さらに、生成のバッグとほかの染められたバッグを比べると、染めのバッグのほうが同じ製品でも、ほんの少し小さくなります。これは、染めの際に一度、洗いにかけることで、帆布の目が詰まっているためなのです。
岡山へ協力工場さんの工場見学へ行ったもようはまた、別の記事にてさらに詳しく書こうと思います。映像も作成中ですので、お楽しみに!
職人さんの技術の詰まった、V.D.L.C.バッグ。手元に届いた瞬間から、あなただけのバッグとして時を刻みます。
バッグについて知っていただくことで、少しでもご自分のカバンに愛着を持っていただければ幸いです。