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日本経済は大丈夫?税務署の確定申告と商工会議所で感じたデジタル化の遅れ


おはようございます。
久しぶりに有給休暇をとった小松です。

今年に入ってなかなか休みが取れない状況でしたが、医療費控除の確定申告のため仕事を休んで税務署に行ってきました。

税務署のデジタル化は大丈夫?

マイナンバーカードとスマホでe-Taxで税務署に行かなくてもできるはずなのにどうしてもできない。何回やっても途中で上手くいかない。
電話で問い合わせても役所得意のたらい回し。仕方ないので直接税務署にきてみました。

朝から税務署は人混みとなってて、どうやら今日から税務署で確定申告の受付・相談ができるとか。
整理券を受けとって2時間後にもう一回税務署に来てみると高齢者だらけ。

国税庁のHPによると既に85%以上の方が、確定申告会場に来場せずに確定申告しているらしい。
スタッフの人もスマホを持ってない高齢者向けに案内やサポートしてるので、苦労している状況でした。

こんな行政手続きは、すべての国民がスマホとマイナンバーカードを使えるようなら必要ないのに。日本の高齢者はもっとデジタルを学ぶ姿勢があってもいいのでは。学ばない自分たちを棚に上げてマイナンバーカードでさえ反対してる人達の気が知れない。

会場内の受付もほとんど紙で処理してて膨大な数の受付内容を紙で保存して大丈夫かな?とこちらが心配になりました。
後から相談内容のフォローをするときにこの人たちは紙から検索するのでしょうか?めまいがします。

今回の会場でもスタッフの人も言ってましたが、毎年アップデートされるマイナンバーカードを利用したデジタル申請制度に追い付いてないとのこと。
なので税務署の仕事とデジタル庁が進めてる仕事の両方が分かるスタッフがいない。このあたりの課題感をトップは持った方がいいのではと感じました。

昼下がりの休日

税務署の確定申告も終わってランチタイム。
久しぶりの休みなのでランチに行くことにしました。
グーグルマップで地域名とランチで検索して口コミ評価がいいイタリアンレストランを選定。実際に食べてみて料理の質、店の雰囲気、接客で大満足でした。今度はディナーできたいですね。

リングイネ 春菊のソースパスタ

商工会議所へ経営相談


実家は小さな有限会社を経営してて今年で29期になります。
業態としてはBtoBで仕入れた炭を販売する商社です。
もともと亡くなった父がひとりで起業したもので母親1人でほそぼそとやってます。
ただ、取引企業の仕入れ先や販売先の企業が割と大きな会社なので簡単にはやめられません。私が承継するまで母にはもう少し頑張ってもらわなければ。

最近はインボイス制度の対応を求められたりコロナの影響を受けたりで商売も簡単ではなく、母も頭を悩ましてます。
母親の話では商工会議所に会員費用を払ってるらしいので、インボイス制度や小規模事業者向けの補助金の話もあるので商工会議所に行ってみました。

まずはじめに商工会議所の建物の中で感じたのは”ゆるい”と”古い”です。
建物の中で見知らぬ人は会員である可能性があり挨拶や声掛け
をするなどの対応は当たり前と思ってたのですが、、、ない。

あと建物が古いせいか全体的に昭和の雰囲気。
言葉は悪いけど対応してる職員も古い。DX推進とか日本はいってるけど、デジタル対応の相談なんかしてもどうなんでしょうか?

まとめ

日本は平均年齢が約50歳と高齢国家。
先日、GDPがドイツに抜かれて4位というニュースからも分かるとおりデジタル化に対応できない高齢世代が生産性向上の足を引っ張っているのは明らかです。

今回、税務署の確定申告の現場をみててもアナログなことを辞めてスマホを利活用したデジタル化で行政業務が効率化するのは明らかです。
人口が減っていくなか人海戦術的なやり方から早く脱却することを考えないと日本のGDPはさらに他国に抜かれていくでしょう。

以上、また明日。


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