好きから広がる世界
スマホ、インターネット、
子どもにはどのくらいの年齢からどんな使い方をさせていくか。
悩んだり…はよくある話かと。
我が家も親の私たち自身がよく使っているから、子どもが興味を持つのは自然な流れ。
娘(小3)が2歳?くらいの時に彼女がテレビの前にトコトコ歩いていって、テレビ画面に映った録画の一覧を自分の指でスクロールしようとした所を見たとき、そうしたくなるわなぁ、と時代を感じました。
私たち夫婦はLINEでマメに連絡取り合うことが多いため、娘も年長くらいから参入してきました。私のスマホから夫へ、夫のスマホから私へ、彼女がぽんぽこぽんぽこLINEを送ってくるように。
なので、夫婦で話し合い、家のWi-Fiで家族内でのコミュニケーションのみ彼女にもLINEアカウントを持たせています。
ノートで漢字の勉強をすることは苦手な彼女ですが、スマホの予測変換で知らない漢字を選ぶことは得意です。
小1~小2と不登校していた間、彼女はフィクションの世界にハマりました。
アニメ、ドラマ、映画。
そうしているうちにスマホで人物相関図を検索したがるように。
そして好きな絵を描く時も描きたいもののイメージをスマホで画像検索。
検索することを覚えて「調べる」楽しさが身につきました。
ただインターネットをする上で鵜呑みにしてよい情報ばかりではないことも少しずつ話していきました。
娘は真面目で慎重な性格なので無茶したりは今のところなしです。
ただ「調べる」ということが習慣づいたことで
知りたいことがあればすぐ調べようとします。
そうやってスマホの使い方を覚えていくうちに、意外なものが活躍し、我が家に増えていきました。
それは、図鑑系の本です。
小さい時に欲しいと買ってやったわりにあんま開かないよね…と思っていた「花」の学習図鑑にも関心が向き始めました。
外に出かけて見つけた花の写真をスマホで撮影して、家に帰ってから図鑑で調べるように。
そこから今度は写真を撮ることにハマり、カメラも好きになりました。
しみじみ思います。
「好きなこと」に夢中になること。
そこを起点に大きく広がっていくもの。
単純に結びつけるなら、テレビひたすら長時間視聴、スマホ使用をある程度許したことをきっかけに興味の範囲が広がったのです。
もし、スマホ許可を経由せずに、私が図鑑をもっと使うことを促したり、大人の感覚で読んでほしい本を選んで熱心に与えても上手くはいかなかったでしょう。
実際、今までを振り返ると
私も自分が本好きなので、読んでほしさについ、いろんな本を勧めて結局彼女が興味持たなかったことが結構ありました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
この連載も7回目になりました。マガジンは有料ですが、無料部分だけでも読んでよかったなと思ってもらえるような文章作りを、と頑張ってます。
はじめましての方に家族の自己紹介とマガジン内容を(^^)
マガジン内容です▼
「我が子は今日も自由に生きています。」
ガンコちゃん
かんしゃく激しい
急がせようといろいろ言うと意固地に固まってかえって遅くなる
まるで時間が存在していないように自分の世界によく入る
説得に入るとまずうまくいかない
初めての場所・状況のハードルがとにかく高い
育てにくいと思ったこと何度もある。
母親失格と思ったことも何度もある。
野菜を食べない
字の練習嫌がる
朝起きない。準備に時間かかる
一人で本読もうとしない
一人遊びも好きじゃない
宿題を帰ってすぐやらない
あいさつがとても苦手
外で困った時に困ったと助けを求めるの苦手
本当に泣きたいときに限って我慢してしまう
勉強面、生活面、そんな細々としたことも含めての育児エッセイです。
最近「育児は毎日実験くらいの気持ちで」と自分に言い聞かせています。
たくさん失敗を重ねてやっと自分たち親子の形ができる。
だから失敗して凹んだら「よし次はうまくいくかな」と起き上がってまた朝ご飯から一日を始めたい。
マガジン
「我が子は今日も自由に生きています。」を読んでくださった方が少しでも日頃の疲れが和らいだりクスッと笑ってもらえたら嬉しいです。
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我が子は今日も自由に生きています。
子どもが不登校になったら。私たち家族の記録。苦しかった日々から見つけた場所は、何かにとらわれることもなく自分そのままでいられる、自分の好き…
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