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マックに行く?行かない?

小さい頃から娘は癇癪が激しい子でした。
例えばよくあったのが、こんなやりとりです。

娘「今日はマックで食べたい」
私「今日はマックはムリだなぁ~」
娘「じゃあいい。今日は(私は)お昼ご飯食べない!!」
みたいな…

ある意味、脅しやん…って思ってました。

○○はできない。だけではなく「違う日に行く約束をするとかした方がいいよ」とアドバイスももらいましたが、なかなかすぐに上手くはいかず…

もっとやばいバージョンもあります。

「いいよ。今日はマック行こう」と1度は約束したにも関わらず、そこから、予定変更など大人の都合で「ごめん。やっぱ今日ムリだわ」となった時の彼女の癇癪はもう…恐ろしいほど。

私自身、1度約束してしまったことを後になってとても後悔したことが何度あったことか…。

マックのことは一例ですが、癇癪が起きると部屋にこもることもよくあったし、カッとなると物にあたることもありました。

私が1番心配していたのは
自分の意見を周りに押し通すために彼女にとっての(仮に本人は自覚がなくとも)常套手段のようになりやしないだろうか…」ということでした。

幼いから自分の気持ちを伝えることがまだまだ経験不足ということはあるけれど、これが彼女にとって強い味方のような武器になるのは困るな!と私は彼女との根比べに向き合うことにしました。

私、ガンコさには自信がありまして(^^;)

夫は良い意味でもガンコさがないので娘のペースに結局折れることが多く、、でもそれも、今思えばですが、両親ともが屈服しないより彼女にとっては逃げ道もありでバランスが取れてよかったのかもしれません。

ということで数年かけての長い根比べの日々が続きました。

やったことは、娘が癇癪によって暗に相手から譲ってもらおうと意地張る時はこちらは受け入れないようにしました。

(これはシンプルなことですが、実践は難しい、涙)

受け入れない、の次に目指したことは、
本当にマックに行くか行かないか、だけ、しか選択肢はないかな?ということを一緒に考えていける会話ができること。

マックの話で考えてみると
どこまでは譲れてどこまでがどうしても叶えたいことなのか、の話し合い。

◆マックは譲れないけれど、明日など近いうちに行けるのなら待てるのか。
◆今日食べられるのなら、ファーストフードであればマック以外の店でも行きたいのか。それが可能な店はないのか。
◆今日は外食がどうしてもしたいことで、他の店でもよいのか。
◆外食しなくてもいいから、ドライブスルーででも買って来てもらうことはできないか。

多分他にも案は出てきそうですが、娘の思考はついAll or Nothingになりやすいんですよね。完璧主義なところも影響しているのかもしれません。

「これが叶わないのなら死んだ方がマシ!」、と言ったことは、なかったかもしれないけれど、似たような極端な表現はよく言っていました。

実はつい先日もこのマックが議題に上がりました。

が、娘は成長していました。

今は、かつてはいなかった弟(新生児)のことも考慮に入れなければいけないので、昔以上に娘には考えてもらわなければいけないことがあります。

ここから先は有料部分になりますが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

子育てってすぐに結果が出るものではないから、イラついたり焦ったりたくさん。

私はムギーっ!となった時は、あえて極端思考をして自分の思考を逆方向に促そうとする時があります。

他の国ではこんな方法で育ててなくないか?
大昔はこんなんなくても困ってなかったよな。
大人になるまでにできるようになればいいじゃん♪など。

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子どもが不登校になったら。私たち家族の記録。苦しかった日々から見つけた場所は、何かにとらわれることもなく自分そのままでいられる、自分の好き…

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