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アジア紀行~タイ・スコータイ遺跡②~

いざ、スコータイへ

前日にまとめておいた荷物を持ってホテルをチェックアウト。4日後にはもう一度このホテルに戻ってくるが、とりあえず荷物は全部持っていく。
8時半にホテルを出る。バスの出発時間は10時半なので、かなり余裕がある。

バスターミナルに到着。オフィスでタイバーツへの両替をし、飲み物を購入して、10時過ぎにバス乗り場に行くと、バスはすでに待機していた。
バスは予定通り10時半に出発する。バスの中はほぼ満席だが、座席は比較的ゆったりしている。
最初にミネラルウォーターのペットボトルと小さな紙箱が配られる。箱の中にはあんパンが入っていた。

2時間ほど走ったあとバスは食堂の前で停車し、ここで30分の昼食タイムとなった。バスのチケットを見せると、食事ができる。
ご飯が盛られた皿を受け取り、8種類ほどのおかずの中から好きなものを指さすと、それをご飯の上にのせてくれる。
ぼくは、肉と野菜を炒めたものと目玉焼きをのせてもらった。

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肉と思ったものはレバーだったが、全体に味はまずまず。ほかの人たちもみんなそそくさと食べ終わって、バスに乗る。
午後1時頃、再びバスは出発する。途中いくつかのターミナルに停車するが、バスは順調に北上し、予定通りの午後5時半、スコータイ・バスターミナルに到着した。

バスを降りたとたん、数人の男性が「タクシー?」と言いながら近づいて来る。宿泊予定のホテルの名前を告げると、「250バーツ」と言う。
外国に来ると、金銭の感覚が鈍り、現地の貨幣価値や物価が瞬時にはわからないことが多い。しかしバンコクで乗ったタクシー料金と比較すると、これはちょっと高すぎる。
適当に「100バーツ」と言うと、首を振られたが、結局150バーツで落ち着いた。

しかし、いったいどこにタクシーが?
そこに停まっていたのは、小型トラックの後部荷台を改造して向かい合わせにベンチ座席をとりつけた車だった。あとで知ったが、これは「ソンテウ」と呼ばれる乗り物で、バンコク以外の地方都市では広く普及しているということだった。

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この乗り物が「テンソウ」という名称だということ以外に、もう一つあとで分かったことがある。行きにバスターミナルからホテルまで150バーツだった料金が、帰りはなんと30バーツだった! しかしこれも外国人料金で、地元の人は15バーツで乗ることができた。

ホテル到着

写真の運転手がぼくと荷物を運んでくれたホテルは、「LEGENDHA SUKHOTHAI RESORT」。

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受付でパスポートやバウチャーを見せ、無事チェックイン。案内された101号室は、受付からいちばん近い部屋だった。

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荷物を置き、ベッドに倒れ込む。ホッとする瞬間だ。
いつの間にか、外は夕闇が垂れ込めている。空腹感はないが、外に出てみる。ホテルのすぐ近くにコンビニっぽい小さな店があった。スナック菓子とシンハビールを買う。
部屋にもどり、バスタブに湯をはる。今夜はよく眠れそうだ。
スコータイの仏様の夢がみられるかな?




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