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アジア紀行~ミャンマー・バガン⑮~

BAGAN4日目の朝

6時半起床。爽やかな目覚めだ。天気もよさそうだ。
昨日書き残した旅の記録の続きをノートに記し、8時にレストランへ。

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朝から食べ過ぎたかもしれない。しかし一日でいちばんバランスよくいろんなものを食べるのがこの朝食だから、まあよしとしよう。

でかける前にフロントで、本日使用するe-bike を借りようとすると、なんとすべて予約が入っていて一台も残っていないという。一瞬真っ青・・・しかしホテルのすぐ隣にもレンタル屋があったはずだ。急いで行ってみると、こちらはまだ余裕ありでホッとする。料金は同じ7,000チャットだった。


再びニャウン・ウー市場へ

9時半ホテルを出発。
昨日は、ニャウン・ウー市場で撮影中にカメラのバッテリー警告灯がついて、途中でホテルに戻ってきたので、もう一度訪れることにする。
マーケットはいつ何度行っても、人と物の彩りがあっておもしろい。

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お米を売っている店で、幼い子どもが2人米の上に座っている。売り物の上に座るなんて日本では考えられないが、ここミャンマーではおおらかだ。
タナカを全体に塗った顔をこちらに向けたところをパチリ。

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これは何だろう。一瞬キャベツかと思ったが、よく見ると何かの葉を一枚ずつ螺旋状に丁寧に重ねてある。

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見たとおり鶏肉。大きなかたまりは、もとの鶏の姿を残している。
当然ながら、あらゆるものが包装などされず、あるがままの姿でそこに並んでいる。

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道端で、漬物みたいな不思議なものを袋詰めにしている女性がいた。同じ物を店で売っているところもある。
「これ、何ですか?」
「ラペッソー」
そんな会話をして、ほんの少しもらって口に入れてみた。
ちょっと酸っぱいが、後味は悪くない。ご飯といっしょに食べるとよさそうな感じだ。
「ラペッソー」の「ラペッ」は「お茶」、「ソー」は「湿った」という意味だそうだ。発酵させたお茶で、飲むのではなく食べるお茶である。

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家の前の土間で何かを作っている女性がいた。後ろには子どもがいる。
何か粉をといたものを素焼きの土器で焼き、そのあと金属の大鍋で野菜を炒めている。
これから朝ご飯なのかな?

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大屋根のある市場の中を一周する。所狭しと商品が置かれている。
化粧品を売る店で、「タナカ」を購入。使うことはなさそうだけど。
それから、ミャンマー人の男性の9割が着用しているという腰巻「ロンジー」を購入する。お姉さんにすすめられて、断り切れなかった。これも使わないような気がするが・・・。

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大好きな骨董品的なものを売るお店。土産物用に古く見せていることが多い。それでも気に入ったら買ってしまう。旅に出るたびに、この手の類いのものが我が家に増えてくる。今回は、ここでは我慢。
1時間ほど市場の中を歩き回って、一旦ホテルに戻る。買った物を部屋に置いて、オールド・バガンに向かうことにする。明日の朝はバガンを離れるので、バガン遺跡を回れるのは今日が最後だ。
”バガン遺跡制覇” はとうてい無理だけど、おもな寺院やパゴダの見学だけは達成したいな。


「アジア紀行~ミャンマーひとり旅」が長くなったので、「アジア紀行~ミャンマー・バガン」とタイトルを変更しました。



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