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島の夜を楽しんでみる 海士町

こんにちは。海士町でなにかしようとしている人komaiのわさびです。

私は3ヶ月間のインターンで12月末まで海士町で暮らすことになりました。

海士町でなにかおもしろいことできなかなぁと思い、同じインターンの仲間3人と「komai」というチームで活動することにしました。

海士町の夜は超暗い

月がとても明るく感じる帰り道

私は関西に住んでいるのですが、夜は街灯があり星もほとんど見えないです。
それに比べて海士町の夜はとにかく暗いです。港周辺は街灯がたくさんありますが、少し離れると街灯が少なくなり真っ暗になります。少し怖いですが、星はとても綺麗で、仕事からの帰り道で天の川が見えます。そんな海士町の夜を、楽しめるなにかをしたいなぁと思うようになりました。

夜の力を借りてみる

私は小学生の時から、「キャンプ」が大好きでした。「キャンプ」といっても最近流行っているおしゃれなものではなく、同じ街に住む子どもたちを対象にした6泊7日のキャンプや、「オオカミになろうぜ」みたいなテーマで、冬の森でしっぽとりを3日間やり続けるキャンプ。最終日前日には「巣立ちの時」といわれて、自分でほった穴で1人森の中で寝ていました。

そんな感じで、子どもの時から自然と共に過ごしてきた私は、今は参加者ではなくスタッフとして子どもたちとキャンプをする仕事に携わっています。

今年の夏もずっとキャンプをしていたのですが、夜には不思議な力があるなぁと思うようになりました。日中話せないことが、夜にたき火しながらだったら話せたり、なんとなく夜に歩いているだけでも、色々な話が不思議とでてきます。

「話そう」というよりも「気がついたら話している」みたいな感じでしょうか。
いつもより、自然に話すことができる気がするのです。

海士町の夜を楽しむ

海士町の夜の力を借りて、お試しで「なにかやってみよう」と思い立ちました。
思いついたことは「ナイトハイク」。夜の道を2人ペアで歩きます。2人にはお題(例えば「自分が一番大事にしていること」など)を渡して、歩きながら話してもらいます。ルールは1つだけ。「お題と話した内容は、2人以外の人に終わってからも話してはいけない。」ということだけ。

よくキャンプスタッフの研修などでやるプログラムなのですが、海士町の同じインターンの仲間たちをお誘いして、実際に第1回を開催してみました。第2回も準備中。

集まったのは7人。ペアを変えながら、30分ほどナイトハイクをしました。
みんながどんなことを話していたのかは、全くわかりませんが「秘密っていうのがいい」「意外と深い話ができた」など意外と好評でした。

海士町の夜は暗くて少し怖いですが、海士町だからできることもたくさんあり、海士町だから出会える人もたくさんいます。

寒くなってきましたが、夜を楽しみながら残り2ヶ月を過ごそうと思います。

わさび










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