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❷ 仲良く暮らそう "触れたい"

 我が家にお迎えして1か月半が経過。まだまだ人馴れしたとは言えずシャーシャー威嚇も見参!

若かりしひげよしのシャー威嚇。

 スキンシップの機会はチュールの時、触れてみようとすると怒られて本気の猫パンチ制裁を受けます。

 未だに触れることもできないもっと仲良くなりたい…
私は諦めませんでした!


触れてみたい!

 保護主の方へ相談したところ、タオルを手にグルグル巻き付けてマタタビをつけてゆっくり触る練習がいいと聞き挑戦しましたが、完全に怖がって威嚇。おそらくグローブで捕まるトラウマがあり、似た見た目だったので怖いのかなと推測。こまちとひげよしにこの作戦は不発に終わりました。

触れる練習:ブラシにて

 次なる作戦は「ブラシなでなで」
お風呂で身体を洗う時に使う柄の長い、毛先は柔らかいブラシ(100円均一で入手)に、マタタビスプレーをつけて、まずはゆっくり近づけて匂いを嗅がせました。

 猫パンチしたり、噛み噛みしたり、何度かするうちに慣れたのか抵抗も薄まり、受け入れてくれるようになりました。

最初は抵抗ありつつも…
マタタビスプレーをつけて匂いをかがせる
これが慣れてきたら…
お尻
背中
後頭部
首の横
おでこ
匂いを嗅がせる

 「ブラシの匂いを嗅がせる→お尻→背中→後頭部→首の横→おでこ→匂いを嗅がせる」を何度も繰り返してルーティン化して段々と慣れてもらいました。

これは好感触で特に首の後ろが気持ちがいいようでした。
焦らずゆっくりと猫ちゃんをよく観察して、受け入れてくれたら次のステップに進んでください。

 同じ要領でブラシ以外にも猫じゃらし伝えに身体を撫でて、なにかに触れられることに慣れてもらう練習をしました。

しばらくしたら抵抗なくすぐ受け入れてくれるようになり、
慣れてくるとされるがままに

 触れられることが気持ちいいと知って、うっとりして目を閉じてる隙にこまちの背中に、少しだけドキドキしながら手で触れることができました。
ふわふわであたたかくて感動しました。長い間は触ることはできなかったけれど、毎日少しずつの努力で一歩前進です。

もっと匂いを覚えてね

 前回に引き続き、チュールをあげるときは手であげます。

前回【"匂いと声"】の記事はこちらから

これを応用して段階を踏むことにしました。

チュールをあげ始める前に手の匂いを最初に嗅がせてからチュールをあげるようにしたのです。手は猫の視線の上から現れると怖いと思い、必ず視線の下から差し出して匂いの確認をお願いしていました。

いつも手であげているので、チュールがあるのかクンクン嗅いで、ないと知るとちょっとがっかりしてる様子。

その後前回同様、チュールを手に出して、声をかけながら食べてもらいます。これで、もっと手の匂いをダイレクトに覚えてもらえるようになりました。

 匂いを確認して安全かどうか確認する作業をした方が猫たちは安心できるのかなと思うので、これ以降何かアクションを起こすときは手や物の匂いを嗅がせて確認してもらってから始めるようになりました。

そんなある時、こまちが私の脚に手を置いて前のめりで食べてくれるときがありました。チュールが好きすぎるのか、私のことを少し安心してくれたのかは謎ですがとにかく嬉しかったです。

安心できる場所を増やす

 前回ご紹介した段ボールハウスを増築しました。

たくさん入口を作ってすべてが繋がっている構造です。

 少し暗くて、温かい場所も作ってケージよりも確実にこの中にいることが増えました。

 我が家にお迎えして1か月半経過。ようやく荒々しさが抜けてきたようで、少しずつ猫らしい鳴き声を聞くことが増えてきました。

我が家に来てからずっとシャーシャーする声は聞いてましたが、威嚇は減って代わりに猫らしい声を聞くようになって、おかしな話ですが「あぁ本当に猫なんだ」と改めて認識しました。怯え続けた日々から安心できる日々になってきたようで嬉しかったです。


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お読みいただきありがとうございました。


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