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1日1日をど真剣に生きる

「ど真剣に生きる」
京セラの創業者稲盛和夫さんの言葉だ。
稲盛和夫さんの「生き方」という本を
読んで感じたことを綴る。


1 なぜ今を生きているか

私たちはなぜ命をもらいここに生きているのだろう。
稲盛氏は
「この世へ何をしにきたのか。」と問われたら、
迷いなく
「生まれたときより少しでもましな人間になる、すなわち
わずかなりとも美しく、崇高な魂を持って死んでいくためだ。」
と答えるそうだ。

私は、魂はずっと繋がっていると思っている。
ながいながい魂の川がずっと続いていて、
私はその一部を生きているのだと思っている。

自分が流れる(生きる)場所の、
受け取った水が汚れていたなら少しでも綺麗に
透き通っていたなら汚すことなく
次につなぎたいと思っている。

生きるということは
ここだけで終わることではないと感じている。
目に見え、この体が使える間をただ生きていると
言っているのではないだろうか。
この人の魂もこの人のものではなく、ずっとずっと
繋がってここに今あるだけのものだと思う。

ならば、受け取った私が、
この魂を雑に扱ったり、汚すことはいかがなものか。

そう思うと「ど真剣に生きる」って
難しいけど大事なことなのだろう。

2 日々懸命に働くこと

精進とは
一生懸命働くこと、目の前の仕事にわき目も降らず打ち込むこと。

働くということは 
人間にとって
深遠かつ崇高で大きな価値と意味を持った行為。
労働には、欲望に打ち勝ち、心を磨き、
人間性を作っていくという効果がある。
日々の仕事を精魂込めて一生懸命行っていくことが
もっとも大切で、それこそが魂を磨き、心を高めるための
尊い修行となる。

稲盛氏は仕事についてこう語っている。

自分はどうだろう。
ただただ
自分の与えられた仕事をこなしているだけではないだろうか。
対価としてもらっている給料分いやそれ以上働けているだろうか。
疑問が残った。

向いていないと思う仕事も
嫌な仕事も
辞めたいと思っている仕事も
一度無心に打ち込むと感じ方は変わってくるのだろうか。

稲盛氏も就職した会社で仲間と愚痴ばかりこぼしていたが、
皆が辞めて1人になった時、開き直って
研究に没頭したところ、いい結果がで始めたと言っている。

不満があるのは、自分がど真剣に向き合っていないからかもしれない。

3 家族そして子育て

仕事と同じで家族や子育ても「ど真剣」であるべきだと思った。
私は大きな仕事をしている訳でもなく、
大きな影響力もない、平凡な人間だ。

私が影響を及ぼす場所はやはり家族そして子供たち。
子供達を見ていると
私の背中を見て、
いいことも悪いことも全て影響を受けていることがわかる。

影響が及ぶこの場所をまず
「ど真剣」に向き合ってみようと思う。

旦那さんとの会話
楽しいの共有
子供達と向き合うこと

自分だけでなく、
子供達や旦那さんの魂の水を汚してしまわないように。

私が「ど真剣」に向き合うことで
きっと生まれたときより、
少しでも綺麗な魂になるのだと信じたい。

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