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富士山神玉巡拝 その1

前回、富士山の見える景色に魅了され、富士山を満喫できる旅をしたくなりました。富士の自然の神様と仲良くなれるようなそんな旅と思った時、温泉に入りながら富士山が一望できる宿「休暇村 富士」が紹介されているSNSを見て、「ここに泊まりたい!」と思いました。予約をしようとしたところ、ゴールデンウイーク中ということもあり、すべて満室。無理もないかとあきらめかけた時、キャンセルが出て、あっさり宿泊予約を入れることができました。こうして、富士山の旅行計画がスタートしました。
富士山周辺の観光を考えた時、やはり神社巡りは外せないと思いました。
ふと以前、富士山周辺の神社を参拝した時、神玉巡拝というポスターを目にしていたのを思い出しました。せっかくなら、神玉巡拝をスタートしようと決めました。

富士山神玉巡拝ポスター(神玉巡拝マップHPより)

富士山神玉巡拝とは、大願成就を祈り神社を巡拝する風習からきたもので、富士山麓の神社7社の神玉を集め、願いの成就と共に参拝道中の食事や観光、その町の文化に触れることを楽しんでもらうためのものです。7社の神玉をすべて集められると、巡拝達成証明書が発行されます。

どの神社から巡回しようかと調べていたところ、富士山スバルラインが4月下旬に全線営業となったとの情報。夏にマイカーの乗り入れ規制が行われるので、マイカーで行くことができるのは、限られた期間。車が好きな夫もワクワクし始め、「今でしょ!」ということで、富士山五合目にある神社「冨士山小御嶽神社」を目指すことになりました。後は流れにまかせる。
ゴールデンウイークということもあり、混雑も考えられ、無理せず楽しもうをスローガンに家族で出かけました。

一日目 富士スバルライン

晴天でドライブも最高!
標高 2,020m 大沢駐車場からの眺望

富士スバルライン5合目

お土産や郵便局にレストラン、宝くじ売り場まであった 
5合目から見た富士山
富士山の頂上 雪が残っている 山開きの頃には、溶けてなくなるのでしょうか
有名な吉田ルート、スタート地点 毎年7月1日に開通予定


富士山の登山道入り口は、また閉鎖しておりましたが、
馬に乗って、七合目花小屋下まで行くことが出来るのだそうです。
お馬さんに「写真を撮って良い?」と心で話かけてみたら、姿勢を正してくれました。

冨士山小御嶽神社
レストハウスの脇にある大きな鳥居をくぐり、境内へ。

本殿の屋根の建築が気になりました

御祭神
磐長姫命(いわながひめのみこと)、桜大刀自命(さくらおおとじのみこと)苔虫命(こけむしのみこと)

天狗が祀られています。五合目周辺は「天狗の庭」と呼ばれ、天狗が支配していたという言い伝えがあるそうで、小御嶽太郎坊正真という天狗様が道開きの神様として神社に祀られております。登山の安全を祈願します。

最初の神玉ゲット!

奥庭自然公園
富士スバルライン五合目の少し下の駐車場からアクセスできる奥庭自然公園。気軽にできるトレッキングコースとなってます。
歩いて5分くらいのところに、天空の遊び場という別名がある天狗岩がありました。

天狗岩

整備された遊歩道を片道30分弱、奥庭展望台まで歩きます。
ここは富士山、標高2300m。ゆるやかな斜面ですが、息が切れます。改めて、空気が薄いことに気がつきます。

風雪に耐えたカラマツ
松ぼっくりの赤ちゃん

溶岩がゴロゴロ。道の中心に石畳が敷かれた遊歩道を歩きます。
富士山の生態も興味深かいと思いました。厳しい自然の中で生きる植物達。自然の凄さ、大地のエネルギーを感じざるをえません。

冨士御室浅間神社
富士山をおりて、河口湖の湖畔にある冨士御室浅間神社に来ました。
湖畔からくる風が通って、心地が良い。静寂を感じる神社でした。

河口湖の南岸にある「里宮」

御祭神
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

鳥居の脇にある龍神様の珠 パワーを感じます
体の悪いところを撫でるとご利益のある牛
思わずいろんな所を撫でてしまった

こちらの神社は、金運に強いと聞き、以前訪れておりました。その際に神玉巡回のポスターを見つけ、今回のイベントのきっかけとなった神社でした。神玉を頂くため、再び参拝できました。


休暇村 富士

本日、宿泊する宿。富士山を眺めながら温泉に入ることができ、お部屋からも富士山を眺めることができます。

部屋から見た景色 なんと、逆さ富士が写っている 「素晴らしい」の一言
田貫湖の湖畔に宿があり、湖畔を散歩できます
湖畔から見た富士

鳥の鳴く声、葉が揺れ、新緑の草の匂い、風が流れる。自然に触れ、感じることでエネルギーチャージできます。穏やかな気持ちになります。
自然と共鳴できた貴重な時間となりました。

夜は、豪華な美味しい夕食をいただき、満足で部屋へ戻ると、枕の上に、メッセージカードが。いろいろなところに温かさを感じる、素敵な宿でした。

2日目 ダイヤモンド富士
知らなかったのですが、こちらの宿は、早朝、ダイヤモンド富士を見ることができ、絶好の撮影場所でもあったようです。湖畔の展望デッキには、朝5時くらいからお見事なカメラを持った方達が集まっておりました。
私は、部屋の窓から眺めておりました。感動の朝でした。

宿の案内によると、山頂に太陽が重なる時期があり、この時期は、少し左に反れるようです。上手な撮り方があるのでしょうが、事前準備がしっかりしておらず。でも、これで十分です。神秘の絶景に感動で言葉を失い、「ありがたやー」そんな気持ちで眺めていました。

2日目の朝

ゆったりとした朝 最高!!
部屋から見た富士 昨日より雪が解けた?
今日も天気が良い 
素晴らしい一日になりそう

ゆっくりとした朝を過ごし、チェックアウト。宿から車で10分くらいのところにある、こちらの滝へ立ち寄りました。

陣馬の滝

源頼朝の家臣がここで馬を休ませたという、歴史を感じる場所。

静かでマイナスイオンをたっぷりと感じられる場所。新緑やコケの緑、鳥の鳴き声、滝の音、水が流れる音を聞き… 癒されます。
魂が洗われたような気持ちになります。

この後、ゴールデンウイーク中のニュースのネタになっていた「富士芝桜まつり」の渋滞に巻きこまれ、ゆるキャン△の聖地、「道の駅しもべ」に立ち寄り、高速道路の渋滞にはまりつつも無事に帰宅しました。一気に現実の世界へ。考えてみたら渋滞の文句は一つも出なかったなぁ。

私は、子供の頃から見えない何かが存在することを意識していました。ここ数年は、目に見えないものを信用する世界になって、それは、神様と意識するようになりました。神様を意識するようになってから、感謝の気持ちを持つことができるようになりました。ありがたい、幸せだと思えることが断然多くなりました。自然と神社へ足が向くようになり、導かれるまま神社を参拝しています。
富士神玉巡回の旅は、続きます。


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