中国KOL(≒インフルエンサー)のフォロワー数と広告の受注率について!(KOLを目指す方必見)

 今回はKOL(≒インフルエンサー)のフォロワー数に注目しました。日本のインフルエンサーとの相違点も含めて、ご参考にしていただければと思います。
 
KOLが分からない方は第一回目の記事をご参照ください。↓
https://note.com/kol_300213/n/nd0c715347985


 まず、本題の「KOLのフォロワー数について」を述べる前に、日本のインフルエンサーについて簡単に復習していきましょう。

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インフルエンサーについて

 インフルエンサー関係の記事を見ていると、フォロワー数によって階層分けされている記事をよく見かけます。記事によりますが3~5のタイプに分けられています。今回は四つに分けてみます。

・メガインフルエンサー(フォロワー数100万以上)
・マクロインフルエンサー(フォロワー数10万人~100万)
・マイクロインフルエンサー(フォロワー数1万~10万)
・ナノインフルエンサー(フォロワー数1万以下)

 インフルエンサーマーケティングでは、メガインフルエンサーにお仕事を依頼したら、最も効果を得られる...というわけではありません。もちろん認知の拡大については、良い効果が期待できますが、物が売れるわけではありません。メガインフルエンサーに商品の紹介を依頼した場合、多額の費用が発生してしまいます。企業によっては、専門性に特化しているマイクロインフルエンサー、ナノインフルエンサーに依頼する方が現実的な時も多いでしょう。
 つまり、インフルエンサーにとってはフォロワー数が多いからといって、広告等の受注が増えるとも言えないようです。

抖音(中国版TikTok)のKOLについて

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 最近、中国の記事で、抖音(中国版TikTok)のKOLの広告受注について研究をした記事を見ました。ここでは、4タイプに分けて研究されています。(下記の名称は筆者が日本の呼び方と同じように付けました。正式名称ではありません。)

・メガKOL(フォロワー数1000万以上)
・マクロKOL(フォロワー数500万-1000万)
・マイクロKOL(フォロワー数100万-500万)
・ナノKOL(フォロワー数10万-100万)

 記事によると、メガKOLはわずか0.1%の分布状況で、ナノKOLは93.5%分布しています。フォロワー数が多いほど、希少な存在になるようです。メガKOLの影響力は圧倒的で、認知の拡大には最適な方法とは言えますが、専門性があるかというと、そうとも限りません。物の販売においては、マイクロKOL、ナノKOLの専門性が武器になります。この辺の状況は中国も日本も同じような傾向と言えそうです。

抖音KOLの広告受注数について

 さて、本題に入ります。KOLの広告受注数について、果たして受注が多いKOLはどのタイプでしょうか?
やっぱりフォロワーが多いメガKOL?専門性の高いナノKOL?

 答えは↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

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 なんと、マイクロKOL(フォロワー数100万-500万)がトップに!
データによると、マイクロKOLが総量の50.32%、ナノKOL41.79%を占めています。※メガKOLとマクロKOLは母数が少ないので、実質はここまでの差があるようではないようです。信憑性はあまり高くないので注意。

KOLを目指すあなた!フォロワー数目標は10万人

 上記の結果からKOLを目指す上で、まず目標にしたい数字は、フォロワー数10万人。単純に人口の面から考えると、日本のSNSで1万人目標というイメージでしょうか。フォロワー10万人を超えるとあなたにも仕事が舞い降りてくるはずです。毎日の地道な努力が必要ですが、未来に向けて一歩ずつファンを増やしていきましょう。


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