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意識に落とし込む

6年前,タイの洞窟で遭難事故があった。

13人の少年と25歳の青年のサッカーチームの集まりを

洞窟でやっていたところ、大雨による洞窟内の増水で

出られなくなった。

入口から4㎞、山頂からも同じくらい距離のあるポイント

掘削は崩れる恐れがあり、吸水作業もさほど効果がなかった。

その救出劇も素晴らしかったのだが、

私は、食べ物も飲み物もなく、排泄はそこらへんで、そして

かなり酸素が薄い状態になっていたのに、全員元気に救出

されたことに驚いた。

残念ながら、ダイバーの一人が殉職されたが、救出中ではなく、

洞窟内で感染症になったためとのこと。

子供たちは、感染症になることはなかったという結果だった。

2週間近く、飲まず食わずで感染症にもならず、PTSDになったかは

不明だが救出直後はなっていなかった

驚いたし、不思議だった。一体、どうやって中で過ごしていたのか

どうやって乗り越えたのか

中で、どうして過ごしていたかというと、
彼らは瞑想して過ごしたという。

25歳のリーダーをしていた青年は、かつて住職の修行をしていたこ

とがあったそうで、洞窟内で少年たちに瞑想のリードをしていたと

いうことだった。

衝撃だった。

食べず、飲めず、人の顔が見えないほどの闇、しかも、いつ出られるかわからない、
このまま、死ぬのか
子供にとっても、大人にとっても
とてつもない恐怖に違いない

習っていたのと違う状況。

2週間、食べ飲みしなくても、衰弱するわけでなく、元気でいられる。

生きられる。

何が違うのか・・・

不食で何十年も生きている人が世界にも日本にもいる。

当時で、すでに世界に3万人以上いると

言われていたから、今はもっと増えていると思う

日本にも有名な人が3人、私の中では5人いる。

実際に会ったこともある。

人によって、飲み物は少量のむとか、全く食べ飲みしないとか

さまざまだが、明らかな生存するはずのない摂取状況の人、ほぼ不食と言っていい人が

世の中に沢山いるのだ

そういう人が、有名人でない人でも、日本にも結構いるらしい。

人によって、太る人、痩せる人さまざまなようだが、

共通することは、全員エネルギーに満ちていること

その人たちは、食べ飲みしないで20年以上も元気に過ごしている

プラーナ(氣)を食べて(体にとりいれている)生きているそうだ

私たちも、食べ物を食べているのだが、これはカロリーや栄養を摂取しているのでは
ないらしい

実は物質ではなく食べ物の
エネルギーを食べて生きているらしいのだ

だから、不食の人は実質の食べ物を食べずとも

空気中や宇宙空間のプラーナを食べていれば生きられる

ということ。

むしろ、より元気に、生き生きと。


衝撃的だった。

食べないと飲まないと

生きられないという固定観念、思い込みがあったということ。

自分には、沢山の思い込みがあって、今も沢山の思い込みや刷り込みを

手放す作業を続けている。

やりたいといいながら、やれない理由は、やれないという

思い込み、固定観念があるからで、それを外さないとできない

外せばなぜかできるのだ

私の友人は、10年前.意識の勉強をしていた。

意識に落とし込めば何でもできる。
意識に落とし込めば病気も
治るということだ。

意識の勉強の最終テストは、割りばしを名刺1枚で3回連続で

割る事らしい。

小学1年くらいを境に結果が大きく変わるという。

小学1年くらいまでは、名刺で割り箸を割ってください、というと
『できるよー』と何も疑わず
簡単に割るらしい。

小学1年を超えると割れる人と割れない人に分かれ、
大人はほとんどの人が割れない。

大人は、固い割りばしを紙の名刺ではわれ

ないという思い込みがあるからという

生まれたての子供は、エネルギー全開で生まれ、可能性しかなく、
一番エネルギーに満ちた状態で
誰しも生まれ
生きる力に満たされている。

にもかかわらず、
大人はそれは危ないよといい、
それは無理だよ、といい、
できるわけないよと
やる前に可能性を詰んでしまう

大人が本来すべきことは、社会常識や固定観念を必死で刷り込むことではなく、
刷り込まないように
やりたいと思ったことを
やりたいと思ったまま
やってもらうこと

やれる環境を作るサポートをすること
応援すること、信じること
エネルギー全開のまま成長できるよう
自分の固定観念に気づいて手放すこと

余計な手出しをせず、ありのままに育てる。

これが本当に難しい。

上の子が、小1の時、横浜開港記念祭での
絵の作品展で賞をとり、横浜港で表彰された

友人や担任、校長先生も来てくれて
とても楽しい思い出になったようだ

その次の年も応募することになり、上の子は、次は一番いい賞とって
また、みんなで遊ぶのだ、と宣言した

2年連続入賞は難しいでしょ、一番いい賞なんて無理じゃない?と言いたいところを
抑えて

そうだね、とれると思えばきっととれるよ、と何とか言った

上の子は、宣言通り一番いい賞をとった。

びっくりした。まさか、2年連続、しかも一番いい賞とは。

もし、わたしが前者の言葉をかけてたら
少しでも自分の力を疑う隙を与えてたら
伸び伸びと絵が描けなかったんじゃないかと
思えてならない

小学5年の時、上の子はyou tubeデビューをした。

年内に1000人登録目指すと宣言したので、

小さな交友関係の小学生、ましてや、友達に
全く宣伝しない状態で
さすがに難しいんじゃない?
とそう思いながら
またも、ぐっと堪えて

そうだね、やれると思ったらやれるんじゃん、と何とか答えた。

すると10カ月後、彼のチャンネルは1230人の登録者を刻んでいた

ちなみに、これも彼の学校は少人数の学校で、学校にも

公表しておらず、親も沢山知り合いがいるわけではない。

自分で純粋に獲得した会ったことも見たこともない登録者の数なのだ。

私に1000人登録者数を作れるだろうか。
いや、無理だ

もし、私が自分の固定観念でやる気を損なわせたり、

挫折感を味わわないように先回りなんかをしたら

2つとも起きない事実だったと思う

私はこの時、子供に教えることってないんだなーと痛感した

何かあった時の対応と謝罪、必要な場所と費用の提供をしてれば

いいんだ、と。先回りして何か言うのは自分の為なんだと思った。

今まで、数多くの私の固定観念で色々な可能性をつぶしてきた

そう気づくと申し訳ない気持ちだが、
何分わたしも未熟者

口を挟まないように行きたいものだ

災害時や世界がどうしようもない状況になった時

食べ飲みせずとも生きられる

これが一つの乗り越える

ヒントになった。

心がものすごい動揺する状況が目の前に

起きたとしても、

呼吸や瞑想でそれを平静に受け止め、

肚で答えを導き出す

意識に完全に落とし込めれば、食べることからも、

酸素の薄い苦しみや恐怖から解放され、

自然界の氣を受け取って

生きていくことができるのかな

できてないから分からない場所だけど

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