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美味アワード2022~審査会編~

みなさん、ご無沙汰しております。
国産株式会社のnote、久しぶりの投稿です。

さて先日、弊社が展開している食の地方創生活動「食べるJAPAN」のうち、『美味アワード2022』の審査会と授賞式が行われました。
その模様についてnoteを2つに分けてお伝えします。

1.「食べるJAPAN」『美味アワード』について


まず、「食べるJAPAN」『美味アワード』について初めて知った方がいるかもしれないのでご説明します。
「食べるJAPAN」『美味アワード」は全国から応募された「食品」に対し、日本の一流シェフ、食関係の有識者が「食べるJAPAN」『美味アワード』審査委員会が定める「美味しさ」を基準に公平な審査を行い、基準を満たしたものを認定・褒賞するプロジェクトです。
コンセプトは、“未来に繋げたい「美味しい」を発掘”です。
『美味アワード』で認定された商品には、地域の生産者・中小食品製造者・流通業者・生活者をつなぐだけでなく、「国内外における食分野での新たなビジネスの創出」「地方振興、地方活性化への波及」「消費者が“美味しい”商品を選択する基準」「国産農林水産物の消費拡大」に寄与する大きな可能性を秘めています。
そのため、「食べるJAPAN」『美味アワード』の審査基準において、「味」「品質」だけで評価するのではなく、「地域食材・地域特性の活かし方」「食品や企業の背景にあるストーリー」も基準として重視します。加えて、未来においても子どもたちが美味しい「食」を食べ続けられる社会となるように「SDGsが定めるゴールに対する取り組み」も審査基準に入れています。

2.「食べるJAPAN」プロジェクト発足について


「食べるJAPAN」プロジェクトは2019年の発足以来、国産品を食べることで地域を応援し、国産農林水産物の消費拡大を通じて、日本の食料自給率向上に貢献するという趣旨を掲げ、活動を進めてきました。この活動をさらに広げるため、服部幸應先生(学校法人服部学園 理事長 / 服部栄養専門学校 校長)、片岡護シェフ(一般社団法人ChefooDo会長)をはじめとした日本を代表する一流シェフ、食関係の有識者の皆様方のご協力を得て、2021年に第一回「食べるJAPAN」『美味アワード2021』を開催しました。
昨年の受賞結果や受賞商品は、数多くのメディアから注目され、認定ロゴマークをPRに活用する企業もありました。また、審査結果のフィードバックを商品開発に役立てているというお言葉もいただきました。
今年は、新たな取り組みとして「食べるJAPAN」『美味アワード2022』の授賞式を2022年1月19日、20日に外食産業向け専門展示会「居酒屋JAPAN」で行いました。
ノミネート企業様への新たな販路開拓機会、コロナ禍で厳しい状況にあるという外食業界を盛り上げ、日本の食を支える、魅力あるノミネート商品・認定商品を外食業界と連携し、メニュー化することによって外食の魅力をさらに向上させることを目的としています。

3.昨年の『美味アワード2021』について


昨年の『美味アワード2021』では、全国から142商品のノミネートがあり、書類審査とともに服部幸應委員長、片岡護シェフをはじめとする日本の料理界を牽引する15名の審査員のもと試食審査実食会を行いました。
審査の結果、グランプリは甲信食糧株式会社(山梨県)の「温泉ワインうなぎ蒲焼」でした。

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準グランプリは、株式会社トーフミート(山口県)「TOFUMEAT」

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有限会社岡富商店(島根県)「さば塩辛」、

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有限会社奥出雲薔薇園(島根県)「ローズシロップ」が選ばれました。

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4.『美味アワード2022』について
さて、第二回目となる今回の『美味アワード2022』においては、全国からノミネートがあり、114品目が書類審査を通過しました。エントリーしてくださった皆様ありがとうございました。
今回は、一次審査を一流シェフの他に、フードジャーナリスト、インフルエンサー、料理研究家の方々、二次審査を片岡護シェフ、野﨑洋光シェフ、日髙良実シェフ、脇屋友詞シェフが行いました。

2次審査まで進んだ商品は、71品もありました。
シェフの方々が、一品一品丁寧に味わいながら審査を行なっている姿がとても印象的でした。会場では、「美味しい」と感嘆する声や、「こうしたらもっと美味しくなる」など一流シェフの方々の貴重なアドバイスが飛び交っていました。

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最後に一般社団法人ChefooDo会長 片岡シェフが
「日本には美味しいものがたくさんあって、今日71品目審査しましたが、まだまだほんの一部のものです。調味料やお酒など全部まとめて一番のものを決めるのは大変な作業になります。しかし、これを繰り返せば、「食べるJAPAN」の活動が意義のあるものになっていくと思います。そのために私たちはこれからも努力していきたい。」と語りました。

日本には広く知られてはいませんが、“美味しい”食がたくさんあります。国産の美味しい食品を未来につないでいくために、この「アワード」事業があります。片岡シェフからのお言葉にもあったように、この大会を何回も繰り返しながら数多くの後世に残したい国産の”美味しい“をこれからも発掘していきたいと考えています!


※「食べるJAPAN」TMは国産株式会社の登録商標でございます。


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