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仕事と年金の進む道

前回の記事では、銀行破綻の最大の狙いは雇用(企業数)削減であると書きましたが、そこから間も無く、今回のUBSの買収にともなってなんと30%(約3万5千人)も人員が削減されるという報道がありました。これはすごい規模の削減です。


さて、今回の記事でも様々なニュースをピックアップしながら、今後の見通しを記事にしていきたいと思います。

前回、本格的なグレートリセットはまだ数年先であると述べたわけですがそれについて触れていきます。グレートリセット後にはベーシックインカムが始まることは決定的だと考えています。そこでポイントとなるのが①雇用の削減②働き方改革(働く時間の減少)、③年金システムの破綻、④タンス預金の解消となるはずです。

まず①と②は、当然と言えば当然なわけですが、現在はわざわざ増税で国民からお金を集めているぐらいですから、みんなが働いて仕事(収入)がたくさんある状態でお金を毎月配るようなことはするはずがありません。働き口がなくなる代わりにお金が配られるわけです。
実際にどんどん雇用削減も働き方改革(残業時間を減らしたり、週休3日性を導入したり)も進んでいるので、みなさんもイメージしやすいと思います。
今後もこの流れは続いていき、仕事のAI化も加速していくでしょう。彼らは経済(資本主義)をこれ以上発展させる気はありませんし、できるだけ家庭でいる時間が増えるように計画しています。



次に③の年金システムの破綻です。ベーシックインカムと年金が並行することはまずあり得ません。年金が破綻すれば、ベーシックインカム制度の導入ハードルは大幅に下がると考えられます。政府は「年金というシステムは絶対に破綻することはないように設計されている」と言いますが、それはでまかせです。
そして現在は運用金を増やすためという口実で、年金がどんどん投資に回されています。私から言わせてもらえば、数年後に株価が大暴落(それまではむしろ上がる可能性が高い)することは確実なわけですから、今国民が苦しい中でコツコツと収めている年金は、大半が泡となって消えてしまうことになるでしょう。特に日本の年金の投資運用額は世界最多です。
さらに言及すれば、株などの金融資産バブルが崩壊する際には、そのタイミングを知っている彼らにとっては稼ぎ時なので、年金は実質彼らに献上すると言っても過言ではありません。


次に④のタンス預金の消失です。超管理社会の実現のために今、彼らが一番嫌っているのはタンス預金の存在です。ここの解消のために、「円安がやばい」「持っているだけでマイナスになる」という情報を流したり、「老後生活のために投資しましょう」と煽ったりしてきているわけです。おそらくですが、日本とアメリカの金利差を拡大させている(日本だけ金融緩和を継続させている)理由はここです。何せ日本のタンス預金は世界最大ですから。


2024年の新紙幣発行もタンス預金の解消が狙いですし、最近ではどんどんNISAのメリットが宣伝されています。これからどんどんキャッシュレスになっていくのに、わざわざ新紙幣を発行するわけですから。

2024年からは、NISAの年間投資額も増額となり、どんどん投資をさせたいという狙いが感じられます。そして、NISAが改定されるのが2024年というところからも、まだその年にはグレートリセットは起きていないこともわかると思います。投資の旨みを味わわせるために、株価もさらに上がる可能性があります。
ただ、ここで波に乗せられてなんとなく投資を始めた方は確実に後悔することになるでしょう。



ここからの話は少し長くなりそうなので今回はここまでとさせていただきます。次は昆虫食やAI社会の見通しについてピックアップしていきたいと思います。また少しお待ちください。


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