国語の先生で良かったなと思うこと
こんにちは、元国語教員、現ライターの国語の庭です。
以前、「国語の先生だから悩むこと」について記事を書きました。
(こちらです↓)
教職員名簿がトップバッターだから〇〇当番がよく回ってくる、とか。
教材研究のストックがたまらない、とか。
いろいろまとめながら、じゃあ逆に国語でよかったことって何だろう?と考えるようになって。
ようやく、記事にする気になりました。
以下、書いていきます。
①クラス単位で生徒を見ることができる
国語の授業は、基本クラス単位で行われると思います。
まず思いついたのはこれですかね。
他教科の場合、習熟度別だったり少人数で行われることがありますよね。
選択教科次第では、同じクラスの中でも知ってる子と知らない子が出てきます。
でも国語は、だいたい一斉授業。
その分、クラス全体の雰囲気を感じられたり(クラスによって出る雰囲気というかカラーって全然違ったりしますよね)、クラスの中での生徒の立ち位置や交友関係が見えてきたりするんですよね。
高校3年生で理系クラスの担任になった生物の先生が、
「うちのクラス、生物選択者が少なくてほとんどの生徒と顔を合わせない…」
「普段生徒と接する機会が少ないから、推薦書や成績の所見に何を書いたらいいのか悩む…」
とぼやいておられたのを聞いたことがあります。
国語の場合は、学年が進んだとしてもクラス全体で同じ授業を受けるのが一般的です。
その分、生徒と見る機会が教科より多いのはいいことの1つかなと思います。
②時数が多いから関わる時間も多い
2つ目です。
国語は比較的時数が多い教科です。
たとえ理系クラスでも、国語の授業が1つもない、なんてことは滅多にないと思います。
文系クラスならなおさらです。
非常勤講師をしていたとき、ある文系クラスの国語系科目を全部担当したことがありました。
当時はそのクラスだけで週に6、7時間ほど授業を受け持っていたと思います。
(毎日顔を合わせて、多い時は1日に2、3時間ほどありました)
そのクラスの担任の先生は専門教科だったので、子どもたちが卒業する時には「担任の先生の顔よりたくさん見たかも」と言われるくらいでした。
(担任の先生にも同じことを言われました。笑い話です)
多くの時数があるからこそ、子どもたちと接する時間も長いです。
時間が長いから深くまで関われているかと言われると決してそんなことはありませんが、少なくとも全員と関われるチャンスはあると思っています。
以上。
以上。以上…!?
国語の先生で良かったこと、2つだけ?
(この記事、数ヶ月下書きで止まっていました。理由をなんとなく察していただけたらと思います…)
苦悩の方の記事にあれだけたくさん書いたんだから、こっちももう少し書いた方がいいのでは…。
他に思いつくまでちょっと記事寝かせてみよう…。
と思って粘っていたのですが、力不足でした…。
ボツにしようかとも思ったのですが、まぁせっかくなら上げてみようか、ということで。
他にもメリットってあると思うんですが、「国語ならでは」で縛るとなかなか難しいですね。
参考書や問題集を献本として無料で閲覧できる
図書室に入れてほしい本をリクエストできる
上記のように思いつくことは思いつくのですが、いや、それって他教科にも共通するよな、と思いまして。
国語に魅力がない、なんてことはないんです。
でも、今のところ考えつくのは2つでした…。
国語の先生でよかったこと、あったらぜひ教えてください!
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