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第16回 実はタイパ最強。教科書4社を比較しながら「少年の日の思い出」を読んでみた② チョウとガの注を入れている教科書はどの会社?

第16回は、教科書本文下の注や、着目させる語のちがいや、本文の語句表記のちがいについて雑談しました!

まず、蝶と蛾についての注を、入れている教科書と入れていない教科書があるんだーーーー! というのが第一発見。

この教材の話をするようになってから、以前より蝶に目がいくようになりました。ちょうど季節なので、近所では特にアゲハチョウがよく飛んでいます。

そういや、蝶と蛾のちがいって何だ…?


と考えるように。

チョウ集めチョウ集めゆうて、肝心なところは「ガ」って、どゆこと??

結論から言うと、生物分類学上、蝶と蛾は区別されず、もとのドイツ語でも特に区別はされていないということでした。

でもねえ。日本語で「蝶」「蛾」と区別されているものを、本文だけ読んで注なしに「ここでは区別してないんだろうな」とはそう簡単に思えなかったものですから(ていうか生物分類学上区別されないことを知らなかった!)、たとえば自分が使っている教科書にはなくて、他の教科書を比較する中で注を見つけて初めて知ったとしたら、私としては大変助かるなあと思いました。

「蝶」と「蛾」、日本語としては、すっごく違うイメージなのですが(というか、あくまで「生物分類学上」は区別されていないだけで、分ける言葉があるということは、その文化の中では別物として扱われていることを意味しますよね)、皆さんはいかがでしょうか。

他にも、着目させる語が教科書によって違う…ってことはつまり…と考察してみたり。

教科書の作り方がどうなっているのか分析することで、教科書を使って授業するとはどういうことか、というイメージがしやすくなりますし

一方で、

教科書が指し示す授業のイメージと、
自分が作ろうとしている授業のイメージが
ズレていた場合にどうすればいいのか? ということもまた、考えやすくなると思います。

…の、回になりました!

あとは、全社の学習の手引きで発問に使われている最後の一文、

全社、表記が、チガウ!

 
という発見について熱く語っております。


教科書比較もいよいよ次で大詰め。

ドロ沼にハマる発端となった「学習の手引き」比較に、切り込んでいきます!

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