市民派の活動報告会に行ってみた。
水とゴミ問題に熱心な議員とワクチンに関心のある市議会議員が集まった市民派が地元にあります。
水問題を毎回質問され熱心に活動報告を投函して下さる最得票数のベテラン議員、出馬する時に憲法9条の会に登録があった議員、MMTの現代貨幣理論大好き議員などがおり、実に色彩豊かなリベラル5人会派です。
昨日、3人の活動報告会があったので参加してきました。
おいしい水議員
当日頂いた「○○○○市民ネット・水通信」によると、行政側による県南広域的水道整備事業で南魔ダムの表流水導入必要論があるそうです。
現在は地下水をくみ上げて飲料用にしており特に問題はないのですが、将来的に地下水の枯渇や農薬混入や地盤沈下などが考えられ、リスク分散の為に、川の水を混ぜて保険として確保する必要があるとかないとか。
この美味しい水にわざわざ川の不味い水をなぜ混ぜるのだーと反対している方が市民派議員の方達です。
巷で聞いた話によると、工業団地に水供給するのに不足するから川の水が必要らしいのですが、秘密にしてるのは与党系には何らかの思惑もあるのかもしれません。
利用者は安くてうまい方が良いに決まってるんだけど、最近は飲用用は購入してる人もいるので果たして美味い水を求めているのかについては疑問なんです。
しかも、昨年の県議選での応援地元実力派自民系議員の話によると、何も決まってはいない話で騒ぎ立てるのはどうかーと半ば怒り気味に言うとりました。
個人的には、水面下で増税議論がおこなわれいつの間にかひょんなところからあれよあれよという間に増税がされてしまった経緯を考えると、常に反対の声を上げておかねば心配にもなるよねぇーとこの件に関しては市民派側。
もう1つは、グリーン農業についての報告で、試験的に学校給食に有機野菜を導入しては如何かの提案に、行政の答えは「研究してみます」との答弁だとの事。つまりはやる予定はないという事。
この報告に農業従事者らしき参加者は、コストと収穫量の疑問を投げかけた訳で、それに対しての答えが議員に用意されて無いのは残念だなぁー。
具体的に有機農法の野菜が何処で売られているのか質問してみましたが、聞いた事も見た事もない知らない場所で売ってるらしいので、活動報告に地図載せたらいいんちゃうという別の方のナイスアドバイス。つまりエビデンスが必要だと思うんだよね。住民から支持されているとか認識されてるとかの事実があって、初めて学校給食という話になるんだと思うな。ついでに道の駅には置いてあるらしいが、他に野菜が沢山売られてるので有機野菜って書いちゃダメなんだって。
他の野菜が売れ残る程買うかなぁ~?
欲しい人しか買わないよねぇー。他の野菜が売れ行きが悪くなるとは思えないし、いろんな野菜があった方が様々なニーズに応えられていいんちゃうと思うけど。
今度道の駅にいってみてこよう。そんでもって、事情を聴いてみようと思う。
9条の会議員
9条の会のゴミ問題の議員さんの報告。
来年4月から実施予定の「重層的支援体制整備事業」で、孤独・いきづらさ・虐待・参加支援等々。
行政で相談を受けたら100%そこで対応し、たらいまわしや断っちゃダメなんだって。
個人的経験からやる気のない経験不足の職員が担当になった暁には正直双方悲惨な末路が待ってるような気がする。3年毎に部署が変わる行政職員が、ノウハウも無く人間の深い苦しみの部分に対応なんて!無理!
家族でも出来ないからこんなになっちゃうわけで、専門家集団を配置してそういう人達で対応して貰わねばと思っていたら、行政は社会福祉課地域共生グループに専門職配置と書いてあった。
地域で何とかしなきゃね。
福祉は自助・共助・公助だと思う。先ずは自分自身でやれることをして頑張る、出来ない部分をお隣さんに助けて貰う。お隣さんでも出来ない事は行政に相談し、地域の中で課題解決するのが基本だと思う。
何もかも、特に金銭の面で行政におんぶにだっこは止めよう。税金がいくらあっても足りなくなる。ついでに、稼ぎの良い若者は海外でも暮らせるからますます逃げ出すよ。
さて、本題のゴミ問題。
数年後には新しい焼却炉になるので、焼却能力の低い焼却炉に対応するため、住民説明会で行政は住民に更なる燃えるゴミ削減を要求してきた!
行政の発注ミスの言い訳に、「地元のリサイクル率の高さから計った焼却能力だー」と地元民に選民意識を叩き込む!
思いっきり持ち上げられてる事に悦になる参加者のどや顔!
広域での燃えるゴミ削減出来なかったら、ゴミ袋有料化。
さて肝心の報告は、徳島県上勝町のゼロ・ウェスト。
人口1500人の小さな町で、半分が高齢者で、焼却炉も無く持ち込みでのリサイクル率80%。
灰を処分できないから焼却炉は廃止になったというのに。
この町を真似しようだって・・・マジですか?
「意気込みだけでも」だってww。出来ない事言うなよーって思う。
「リサイクル法は小売業者の義務であって住民の義務ではないのだから、小売業者にリユース呼びかけて下さい」と要望しました。以前住民説明会後に行政に、小売業者に回収するよう要請したのですかと聞いたら行っているし要請しますとの事でしたが、直接小売業者に電話して聞いたら「そんな話知りません」と複数のスーパーの店長さんから言われました。
行政はそんなもんだ。取り易い所から税金を取ってゆく!!
MMTの議員
MMTの議員は、エビデンスに基づいた化学的データーを根拠にこれがやりたかったと定例会で「新型コロナワクチン接種」について質疑。 メリットデメリットの情報提供を市民に伝え選択できる様にと。
その資料が市のサイトに載り、三回目から接種の案内を出さなかったと報告。
郵送料と医療費削減に取り組んでくださったので、大いに支持します。
その他、空き家バンクと移住政策、再開発と調整区域の活用など。
空き家バンクについては、建設的な意見が出た。市民派会派支援者、GJです。
議員報告会で思う事
全体的に感じた事は、所謂少数野党を応援してる方々の意見は、比較的容量が得ないしまるで愚痴を言ってる様にしか聞こえなかったのだが、具体的な情報で自分が質問してからはその方たちも質問の仕方が変った。
やはり真面目な方達ではあるのだが、多数決の議会の中で長年要望が敵わず、諦めの様な意見になってるのかも知れない。
これを解決するには、地方議会の場合、ある程度要望する側が行政や議会にエビデンスを持って働きかけ、ある程度のコンセンサスを得る事で野党議員を活躍させる可能性はあるのかも知れないと思った。
共産党議員以外はと言っておく。
まあ、最近他の自治体の議員さんに働きかけ経験してるので、そう思う。
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