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40代からの「疲れない体づくり」#3 【腸活編】

こんにちは、サトシです。「腸内環境を整えよう」という言葉はCMなどでよく聞きますが、これまで深く考えたことがありませんでした。しかし、知れば知るほど、腸内細菌のことを考えずにはいられない。腸内細菌と仲良くしたい。今日は、そんな腸内細菌についての話です。

まずは、腸内細菌の役割と疲れとの関係を要約してお伝えします。

● 腸内細菌は、ビタミンの合成、栄養の吸収補助、腸壁の保護など、人体には欠かせない機能を持っている。

●数ある腸内細菌の働きのなかでも、もっとも重要なのが「外的との戦い」。人間の腸は、栄養を体内に送り込むと同時に外敵が体内に入り込むのを防ぐという非常に難しい役目を担っている。

● ところが、人類の暮らしが近代化するなかで、このシステムに不調が出てきた。その根っこにあるのが「リーキーガット」と呼ばれる症状。

●リーキーガットとは、腸の細胞に細かな穴が開いてしまう現象のこと。これは、腸の粘膜をつなぐ結着細胞が壊れて、バリア機能が破れた状態を意味する。いったんリーキーガットが起こると、腸の穴から食物や毒素などの有害物質が血管に侵入。これに反応した人体は免疫システムを作動させ、人体のあらゆるエリアに慢性的な炎症を発生させる。

● リーキーガットは、アレルギーや認知機能の低下などさまざまな症状を引き起こすが、なかでも重要なのは「疲れやすさ」との関係。

● 現代では「謎の疲れ」に悩む人が急増しており、厚労省の調査には回答者の38.7%が慢性的な疲労感を報告している。

● アルバータ大学などが、現代人が悩む謎の疲れは、腸内細菌と深い関係があると報告している。リーキーガットのせいで体内に入った毒素が脳まで達し、そこで激しい炎症が起きた結果、不安、うつ症状、疲労感の発生へとつながっていくと結論づけた。

『最高の体調』(著・鈴木祐)

いかがでしょうか? 
「リーキーガット」怖くないですか?
これを読んで、生まれたときから一緒にいる腸内細菌と「もっと仲良くしなければ」と思ったわけです。

手軽にはじめられる、腸内細菌のおもてなしベスト3

① ヤクルトを飲む

毎日1本ヤクルトを飲み始めました。ヤクルトを飲むのは何年ぶりだろう。量も少ないし、手軽に飲めるのがいいですね。乳酸菌 シロタ株が1本(65ml)に200億個含まれています。結構甘いのでカロリーが気になるところですが、こちらは甘さひかえめ、糖質・カロリーも50%カット、すっきりとした風味の「脂肪ゼロ」のヤクルトです。

「生きて腸に到達する乳酸菌」のコピーが利いている

② ヨーグルトを食べる

おもてなしで、次に思いついたのがヨーグルトです。本当にたまたまなんですが、いいタイミングで妻がアイリスオオヤマの「ヨーグルトメーカー」を買ってきました。ざっくり説明すると、種になるヨーグルトを牛乳に加えてヨーグルトメーカーに9時間かけると、菌が繁殖してヨーグルトができるというもの。ヨーグルトと牛乳の割合は1:9です。

菌の力を実感できる商品がコレだ!

最初は半信半疑だったのですが、実際にできたものを食べてびっくり。おいしいヨーグルトができていました。作ったヨーグルトをすこし残しておいて、次の牛乳に入れれば、無限にヨーグルトを作ることができます。毎日ヨーグルトを食べるご家庭には、ぜひオススメしたい商品です。わたしは、お昼に毎日食べています。

今朝は「みどり牛乳」から「コープ牛乳」へ菌の贈呈式を行った。
牛乳パックのままセットできるから簡単。9時間後にパックいっぱいのヨーグルトができあがる。

③ 発酵食品を食べる

朝ごはんで、できるだけ発酵食品を食べるようにしました。具体的には、納豆、キムチ、漬物、味噌汁などです。ヨーグルトも発酵食品ですね。発酵食品は科学が認めた数少ないスーパーフード。腸内環境にもよい影響を与えます。食品によって持っている細菌が違うので、特定の食品ではなく、できるだけ幅広い発酵食品を食べた方がよいそうです。

日本人に生まれてよかった。

まとめ

腸内細菌の重要性を学び、食事面を見直しました。彼らをもてなし、ベストフレンドとなって、ともに現代社会の荒波を乗り越えていきたいですね!ほかにもいろいろな実践方法が書かれていましたので、興味がある方は、『最高の体調』(著・鈴木祐)を読んでみてください。



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