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エビ中「禁断のカルマ」に見るオマージュ論

エビ中ファミリー歴2カ月。「中辛」「中卒」「穴空」のCDは娘から借りてケータイに入れました。
通勤、仕事の移動中など、イヤホンで絶賛ヘビロテ中です。
って、をいをい!イヤホン無しで聞いてたら、はた迷惑&「くそロリコン顧問」暴露大会やないかーいっ!!!(笑)(ぽーちゃんブログ風のノリツッコミ(笑))

今はまだ3枚のアルバム曲を消化するのに胃薬が必要な状態ですが、ようつべ見てますとまだまだいい曲がいっぱいありますなぁ。
フォロバしてくれたファミリーさんの楽曲分類が参考になりました。
娘も推薦曲を教えてくれましたので、じっくりチェックしていきたいと思います。
「売れたいエモーション」のコール&ウェーブやりたい!(↑唐突に。しかも年甲斐もなく…笑)
けど春ツアー当日は仕事(T_T)

ま。それは置いといて。
3枚のアルバム曲のうち、今現在私的に「曲」として君臨しているのが「禁断のカルマ」でございます。
この曲には一瞬で魅了されました。

(冒頭の寸劇はイミフメですが、見てると味が出てくるスルメ動画です(笑))
冒頭とラストの真山姉さんのボーカルのキレ!
恋を制御できない乙女の心情を綴った歌詞は、哀しきアイドルのさが…(_ _)

♪恋がしたい 禁断のカルマ

のところから、

♪満月が照らした答えは

までの怒濤の展開!

一推しメン美怜ちゃんの

♪終わりのない命はない 憎まれない術なんてない

いつものキャピキャピと違う歌い方で惚れ直します!

↑ようつべの公式MVは9人ver.ですが、カホリコの声が入るCDの8人ver.もいいですよねぇ。

ま。という風に好きなとこ挙げればキリがないほど好きです(笑)

追記:
新10人体制メンバー(2023年〜)での、ダンスプラクティス動画が公開(2024年4月20日)されました!😉
音源は、亡くなったりななん(松野莉奈さん)、ぁぃぁぃ(廣田あいかちゃん)、ひなた(柏木ひなたちゃん)の声が入っている8人体制のものなのが嬉しいですね!


が。一番強く感じたのは、初めて聴いたのにどこか懐かしいテイストがするな、という点。なんでこんなに懐かしい気がするのか…。

その理由にある日ある時、ある時ある日、ふと気がつきました。

それはAメロの、

♪天にまします我らの神 罪を告白いたします

この部分の旋律が、懐かしのアニメ映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」の敵キャラ「白色彗星帝国」のテーマと全く同じメロディラインだったからなのです。


僕らの世代にとって、「宇宙戦艦ヤマト」は、まさにアニメでして、映画公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト」も劇場へ観に行った思い出の作品なのです。
だから、耳に馴染んだメロディがこんなに惹きつけてしまったんでしょうね。
ただ、誤解のないように申し上げておきますか、これはパクリ疑惑を追求しようとかそういうんではありません。
これはひょっとすると、作詞・作曲・編曲の杉山勝彦さんが込めたオマージュではないか…と私は思っています。

エビ中の楽曲には、クラシック音楽をオマージュしたものがいくつかありますね。

例えば、「ハイタテキ」→前奏=ベートーベンの「第九 歓びの歌」間奏=ラベルの「ボレロ」
「未確認中学生X」→シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」
そしてこの「禁断のカルマ」も、イントロの三音はバッハの「トッカータとフーガ」と同じ旋律です。

追記:杉山さんの作品では他にも「仮契約のシンデレラ」で、ベートーベンの「エリーゼのために」をサンプリング使用しているという解説がありました。(Wikipedia)

↑全然気が付かなかったので改めて聞き直してみると、
♪あー カボチャの馬車さえも
♪あー エコも大事ですが
の後に入るセリフのバックで流れているメロディが、確かに「エリーゼのために」ですね!


追記2:ひなたのラスト曲となった配信シングル「ボイジャー」 (2022年12月7日リリース)にも、ホルストの「木星」(平原綾香さんの「ジュピター」と言った方がわかりやすいですかね😉)がオマージュされていました。
(2023年5月追記)


また、杉山さんが提供している「まっすぐ」には、実はビートルズへのオマージュがあるんです。Aメロ部分のドラムが、1コーラス目と2コーラス目では叩き方が変わっているんですよ!


1コーラス目=♪満員電車 最悪な時間も
ここではドラムは「タン タン タン タン」と単純なリズムを刻むだけですが、
2コーラス目=♪君の好みに 合わすヘアアレンジ
の部分では「ズッタタ タンタ ズッタタ タンタ」と、ちょっと独特の間があるリズムを刻んでいます。
このドラムが、ビートルズの「涙の乗車券」と同じ叩き方なんです。


杉山さんの公式サイトのプロフィールで、ビートルズの曲を完コピしたのが音楽家を目指すきっかけだった…という記述があります。
音楽家だけでなく、作家にしろ映画監督にしろ、クリエイターはインスパイアを受けた人へのリスペクトの思いを込めて、オマージュすることが多々あります。
だからきっと、この「禁断のカルマ」=「白色彗星」も、杉山さんのオマージュなのではないかと…。
そういう記述がどこかにないか、けっこうネットで検索してみたのですが、見つかりませんでした。もし、ご存知の方がいらしたらコメお願いします。

ではでは。長文最後までお付き合い、ありがとうございました。
m(_ _)m
エビ中同世代の娘を持つ中学44年生より

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