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スペインで暮らす(大学編)#1スペインの大学院への出願

 引越しも無事に終わり、次なる壁が立ちはだかっている。大学院への入学手続きである。スペインの大学院への入学手続きは結構めんどくさい。今グラナダ大学の大学院への出願にかなりてこずっている。だけど、去年サラゴサでも語学学校と並行して大学院に行っていたのだが、その手続きはめんどくさいなりに簡単だった。なぜこの違いが生まれるのかは謎だが、一つは大学のシステムによるものと、もう一つはスペインの大学院にはMáster propia(大学独自のマスター)とMáster universitario(EU基準のマスター)の二つがあって、ドクターに進むためには後者を取る必要がある。前回のサラゴサの大学院はpropiaの方だったから結構簡単に入れたけれど、今回はuniversitarioだから書類をきっちり出さなくてはいけないのかもしれない。いや、単にグラナダ大学のアドミッションオフィスがあまり機能していないのかもしれないが。。

スペインの大学院に進学するときに必要な準備や書類を書いておきたいと思う。

1 日本にいるうちにやっておきたいこと
 スペインに来る前に日本でやっておくべきことがいくつかある。まず、卒業学部の卒業証書、卒業証明書、成績証明書をゲットする。そして文部科学省に行ってこの大学はちゃんとした大学ですよ、っていう証明書をもらう。その後にそれらをスペイン語に翻訳して、在京スペイン大使館に法定翻訳証明なるスタンプを押してもらう(お金結構取られる)。卒業証書の法定翻訳はやってこなくて、サラゴサ大学も不要だったのですが、今グラナダ大学の入学の手続きでこれがないがために選考からはじかれ次の選考にまた行かなくてはいけなくなりました。。証明書と証書を両方出す意味とは。。疲弊。

2 出願
 それぞれの大学が持っている出願フォームがあると思うので、そのドライブ上に書類を出していく。足りないと学事からメールが来て、これを出して、あれを出して、と言われると思う。ちなみにグラナダ大学はメールや電話で問い合わせてもほぼ返事なし、これでいいんだよね?と7月に確認して大丈夫と言っていたに先日足りなかったので不合格です〜と連絡が来たので、何度でも確認が必要。メールはそもそも返ってこないし信用もできないので、次回の選考時には毎日オフィスに通おう、という教訓を得た。

3 入金
 これは大学によって違うかと思うが、サラゴサ大学は出願時に150ユーロ取られて、その後に学費として全体から出願料を引いた800ユーロくらいを払った気がする(安かった)。一方グラナダ大学は出願にはお金がかかってないので、合格したら一気に払うことになると思う。

と、いろいろ書いているがまだ今期の大学院の合格をもらえてないので、この続きがかけるように腹立つ事務手続きにも負けずに頑張ります。

後日、出願プロセスを終えた続きは下記にて記載しております。



記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。