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映像と音楽で味わうゴッホ Van Gogh Alive

住んでいる街サラゴサが日中40度を超えるほどの暑さが連日続いており、家庭教師とのスペイン語レッスン以外の時間は、常に扇風機のまえでぼーっとするしかない日々が続いていたので、これはまずいと涼しい街にデイトリップで避難することに。前にサンセバスチャンに行く前に車窓から見たパンプローナが、緑豊かでとっても素敵だったので、日帰りで遊びに行くことにしました。サラゴサから電車かバスで2時間くらいにある街です。涼しい場所を求めるのと同じくらいパンプローナに行きたかった理由が、前にサラゴサの地方新聞Heraldoにパンプローナ特集が載っていて、そこにゴッホの季節展が夏にやっていると書いてあったから。全然美術に詳しくないけど美術館大好きっ子なのでこれを逃すわけには行かない(サラゴサは大きい展示とかはほぼやってこない)!というわけで行ってきました。

パンプローナについては別に後で書こうと思うので、ここでは今日のゴッホ展について書こうと思います。私が行く前にHPをよくみてなかったからなのだけど、良い意味で想像と全く違くて大満足でした。チケットは時間指定制なので、とりあえず昼過ぎについてご飯を食べた後に向かい、30分後の13時の回を購入。単に人数制限のための時間指定かと思っていたら、映像と音楽で楽しむ展示なのでその時間に開始するための時間指定だったのです!と言ってもイメージが湧かないと思うのでYouTubeにあったフランスでの展示バージョンを載せてみます。音楽は多分この動画を作った人が入れているやつだと思うので、実際はクラシックでもうちょっと荘厳な感じでした。パンプローナのよりかなり規模が大きい感じに見える!でも空間のイメージはこんな感じでした。

13時ちょっと前についたらお姉さんが最後の解説コーナー見てていいよというので、代表作(映像にも登場)とその解説を読みながら待機。13時になって、お姉さんが案内してくれて、「この回はなんとあなた一人だけよ」と!展示のコーナーには椅子や、ビーズクッションも置いてあって、場所が二つあるのだけど、行ったりきたりしてもいいし、座ったり寝っ転がってみてもいいよ、とのことで、ほぼ寝ながら鑑賞。ちなみに写真や動画もOKとのことです。

所々解説がスペイン語と英語で出てきて、あとはゴッホの言葉(日記や弟への手紙の中の言葉なのかな?)と絵が映像として出てきて、クラシック音楽と一緒に楽しめる感じです。雰囲気としては、TeamLab Borderlessの映像がゴッホになってるって感じ笑 本物をじっくり楽しみたい人もきっと空間を楽しめると思うし、絵に詳しくない私みたいな人もその場にいるだけで楽しいし学べるので、誰もが楽しめる展示だと思う!もっと他の画家のやつもみたいな〜モネとかピエールボナールとか!!あるのかしら。展示の中でゴッホが日本画に受けた影響とかも出てきた!

まだ日本にはきてないと思うけど、コロナがおさまってもっと外出ができるようになったらくるのじゃないかな〜。ちなみにメキシコでもやってたみたいでYoutubeに載ってた映像見たらかなり密。。貸し切りだったのはかなり贅沢でした。最後の一番好きな絵「星降る夜」のマスクが売っててめちゃ可愛かったけど入場料10ユーロよりもだいぶ高い17ユーロもしたので断念しました。足元見るなああ。

美術館に行くと心が豊かになる。暑さに負けつつあったけどほくほくした1日でした。特に宣伝でもなんでもないけど記録のためにサイトを載せておきます。


記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。