束縛バロメーター?!

※純情ロマンチカに対しての感想になります。ネタバレになる可能性があるので嫌な方は読まないことをお勧めします。
面白いのでぜひ読んでみてお話ししましょう♪

美咲はやはり実際に実の兄にいうのはためらうよね。
兄の親友。
告白すれば結婚を意味するのに近い。

私も前回付き合ったときに言えなかった。
家族に紹介できなかった。
今までは出来た。
割とすぐに紹介できるタイプだった。
それはきっと「結婚」のプレッシャーがなかったからだ。

でもいざこうやって「結婚」意識する、される時期になると気軽に両親に紹介することは出来なくなる。
そんな状態なのかもしれない。

ヤキモチは嬉しいのかな。独占してもらいたいのかな。
友人同士の会話でもよく聞く。
少しぐらいはヤキモチを妬いてほしい。
もしかしたらヤキモチは愛情を確認する手段なのか。
こちらが仕掛けていないとしても、そういう表現を見たときに少し安心するのかな。
ヤキモチと束縛は違う。

宇佐見は広い屋敷の中探しに来てくれるのがいつも家族ではなかったのだろう。
本当は家族に助けられたかったのに。

孝浩は本当に優しい兄さんだ。
こんな兄さんだから美咲は腐らずにいた。
人は愛を注がれるとなかなかその人を裏切ることが出来ないものだ。
年齢的に多少反抗期がやってきても結局愛された人は戻ることが出来る気がする。そこに照らす光があるから。
※中にはそうでない人もいるので変な道に進んでしまった相手に対して自分が情けなかったと自責の念に駆られる人がいるのには胸が痛くなるし、そうでないこともあると知ってほしいが。

美咲が孝浩にマッサージ券(ここは理由があるので詳しくは読んでほしい。)をあげた時孝浩はご両親の仏壇に一枚ずつ供えたのには涙がでた。
きっとお父さんもお母さんもこんな二人を、美咲を孝浩を愛しく思ってみているだろう。
本当に良い子に育って、温かい時を過ごしていることに少し安心していると思う。

こんな思いやりのある孝浩だもの。
本当にご両親もいい風景をたくさん見せてきたのだと思う。


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