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親子の話し合いのポイント!【アドラー式子育て術】

今回のテーマは、【親子の話し合いのポイント】について述べています。
そして、話し合いが子どもにどんな効果をもたらすのか、を記載しています。
是非、最後まで覗いてみてください。


1.「お願い」と「話し合い」で自分を楽にしよう!


忙しくて、疲れている。だけど、家事はしないといけない‥‥‥。

そんな時の対処法の一つとして「お願い」と「話し合い」の仕方をご紹介します。

例えば、仕事や家事でどうしても疲れてしまった時、こんな風に「お願い」します。

「ママ(パパ)今日すごく疲れちゃったの。なにかお手伝いをしてもらえると助かるな」


すると、子どもは「洗濯物たたむよ!」「お皿洗いするね」と手伝ってくれることもあれば、「今日は宿題がいっぱいあるから手伝えそうにないの。ごめんね」と断ることもあります。選択するのは子供の自由。

ポイントは、「お願い」をすること。

子どもになにかを「させる」のではなく、子どもがどうするかを選択する余地を与えることが大切です。

そして、お互いになにか困っている場合は民主的に話し合いをする「勇気づけ」のコミュニケーションを取ることも大切。


いつも「よこの関係」で関わっていくと、相手を大切にしながら自分の主張をしたり相手の話を聴いたりする民主的な話し合いが、家庭内でも、外の世界でもできるようになると思います。


親子はともに成長する仲間です。
親子が、家族のチームの一員として、お互いが相手を大切に考え、自分の気持ちを伝えあい、話し合い、協力し合って幸せに生きていく姿勢が何より大切だと思います。



2.「話し合い」のポイント!

ひとりひとりの意見を大切に扱うこと

⇒「子どもだから・・・」と年長者の発言が優先されるというわけではないということ


解決の場であること

⇒誰かを批判したり、責任を押し付けたり、犯人捜しの場ではないこと。目的のために建設的に話をしよう


(例)家事の分担

母「ママ、仕事を始めて忙しくなってきたから、家事の分担をお願いしたいんだけどどうかな?」

兄「例えばどんな家事を手伝ってほしいの?」

母「玄関を掃くのと、食器洗いと、お風呂掃除を頼めるかしら」

妹「じゃあ、どうやって決める? みんなどう思う?」

父「じゃんけんで勝った人から担当したい家事を決めるのはどう?」

弟「日ごとに担当を変えるのはどうかな?」

母「みんな考えてくれてありがとう。いろいろ意見が出たから話し合って決めよう」

上記は極端な例ですが、このように民主的な話し合いは、子どもの力を伸ばし、学びます。


困ったときは一人で抱え込まず、誰かに相談すること
みんなで考えるといろいろなアイデアが出る
みんなが一緒に考えてくれると嬉しい
自分の意見が他の人のためになって嬉しい
誰かの意見が絶対ということではない
コミュニケーション能力が向上する

このような力を伸ばして、学びます!

大人が一方的に決めるより、みんなで話し合って決めたルールの方が守れやすいものです。
それは、話し合いに自分も参加し、決定する場にみんながいることで「自分で決めた」という責任感が生まれます。


まだ、意見が言えない小さなお子さんの場合は「この三つの中から選んでね」と選択肢の中から選んでもらうこともできます。


小さなころからこのような話し合いを経験すると、学校や社会で自分の考えを持ち、意見を言ったり、人の意見を聞いたりできるようになります。


親の負担も減って、子供のやる気や主体性にもつながります。



是非、一つ参考にしてみてください 

以上!【親子の話し合いのポイント!】でした!
最後まで拙い文章を読んでいただいてありがとうございました。


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