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子育てから学ぶこと①

@和室より

「気に入らないことがあってもわーわー言ったらダメ!」

はい。
説教してきました。

説教と言う字は

道理を分かりやすく教える「説き、教える」というところから来ています。
ですから、4歳児にも分かりやすく教えなければなりません。

言葉が伝わるようになったので、
言語の専門家は非常に助かります(笑)

今回のテーマは
「気に入らないことをどう受け止めるか」です。

感情のままに「わーわー言う」と言う選択を取る人もいれば、
ぐっとこらえる人もいます。

どちらが良いという訳ではありませんが、今回のケースは
一旦我慢すれば、次にできるというもの。

しかし、「わーわー言う」ことで、
次のケースも潰しかねません。

ですから、「わーわー言う」ことは
損をする可能性があるのです。

本人にとって「良いこと」ではなかったので、
「わかりました!次、お願いします!!」
が正解でしょう(笑)

相手の気持ちを察し、行動する能力は「自然と」社会生活や
保育園生活、学校生活の中で身に付きますが、「自然と」です。

意識的な取得でないため、
コントロールが難しい
です。

「人の気持ちを考えすぎて疲れる」
「相手が本当は何を考えているか分からない」
という問題が大人になって悩むのはこのためです。

子供にはそうならないよう、ある程度状況把握と
コントロール能力が身に付くようしっかりと説教します。

「何かのせい」で怒るというのは自身のコントロールが利いていない状況。

お腹がすいてイライラする。(空腹のせい)
→食べればいいやん?
食べる時間がないとって!(時間のせい)
→5分くらい時間空けて食べりーよ?
仕事が忙しいとって!(仕事のせい)
→休みーよ?
休むと上司がうるさいっちゃん(人のせい)
→仕事辞めりーよ(笑)
お金がなくなろーもん(お金のせい)



このような形になります(笑)
極端な形ではありますが、大まかです。

(世間で言われているアンガーマネジメントとは違う観点です)

子供にはこのように捉えて欲しくはないため、
今回はしっかりと言葉を使って納得していただきました。

あなたも最近イライラしているのであれば、
まず、しっかりと「自身が」関与できることはないか、
手段はないか、などを考えて行動すると状況が変わり、
望む結果が手に入りやすくなります。

P.S.

普通に教えているとたぶん、今後彼の「怒り」のコントロールが
「溜まる」方に向かってしまうので、表現の仕方を授けました。

日本では特に
「喜び」は表現して良い。
「怒り」は控える。
「哀しみ」は控える。
「楽しみ」は表現して良い。

となっているので、「怒りと哀しみのトレーニング」が難しいです。

大事にすべきは日本文化ではなく、あなた自身であるべきです。
そうなるように、子育てやお仕事を通じて、今後もやっていきます。

…ちなみに子供のお気に入りは「パンツマン」というアニメ。
言葉だけで、とりあえず笑うというキラーフレーズ。
説教の最後の方に入れてみましたが、にやにやしてました(笑)。

今度じっくり観てみよう。。


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