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第168回:「偉そう」と「うつ病」

私たちの周りに偉そうな人っていませんか?

1人くらいはいると思います。

何様やねん!?

というツッコミがぴったりくる人。

周りにいるくらいは良いんですが、それが上司であったり、社会的な関係上切っても切れないような状況なら、うつっぽくなる人も少なくないでしょう。

ずーっと偉そうなので、命令、命令、命令

命令ではなくとも、もはや、命令

コミュニケーションが命令

みたいなんだと、耐えられない。

私たちを守る知識

そもそも私たちが「うつっぽく」なるのが間違いなんですよ。

だって、言われるほど悪いことしてないはずでしょ?

ほんと「何様やねん!?」

で良いんですが、行き過ぎると、言われるんなら私が悪いんだ・・・。

みたいになると、だんだんと、、、ヘコんできます・・・。

でも、こんなスキーマがあるんです。


権利要求/尊大スキーマ


 このスキーマをもっている人は自分は他者より優れており、特権と名誉を与えられていると信じています。通常の社会ではギブアンドテイクや支え合いの精神があって成り立つんですが、彼らにそんなものはありません。

 また、このような人は現実、合理性、他者への迷惑などを一切無視して、自分が欲するものは何でも手に入れることができ、したいことは何でもできると主張し、他者より優位に立つことに過剰な関心を抱いています。

 よく言われるように、これらの行動的特徴は、他者の注意を引きたかったり、承認されたかったりするからではありません

ただ、他者をコントロールしたいからという理由のみです。

 このような人は時に過剰競争心を示したり、他者を支配したりしようとしますし、自らの権力を誇示したり、自分の意見を相手に押し付けたり、他者の言動を自分の思うままに操つろうとしてきます

さらに、他者の欲求や感情に興味はなく、共感することもありません。ただ自分の欲望を実現させたいだけというものです。

逃げない

「逃げない」と書くと、相手に立ち向かうとか取られそうなんですが、何が逃げか、何が攻めか、で捉えると全く意味を為しません。

(例:仕事を辞める→今の仕事から逃げる(逃避)

   仕事を辞める→勇気ある選択(攻め))

行動が同じでも、捉え方によって変わるのですが、この場合の逃げないは、このようなスキーマを持つ人に出会っているなら、相手がヤバいということにしましょう!

理不尽な相手に理性的に対処することは、最も理性的ではありません。

あなたが悪いとかそういう次元ではなく、相手がそういう人なのです。

逆にこれに気付いて「あ、当てはまるかも」と思ったら、社長や最高の意思決定権者、もしくは1人でお仕事や生活をするととても成功します。

歯車に収まる人ではなく、ある程度の歯車を作るタイプですね。

どちらが良い悪いは、環境が決めます。

しかし、ここでの環境は相手を「ぶちのめす」ことは一切認めていませんので、悪しからず・・・。

お勉強でした!


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こころと言葉 礒村 博之
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虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。