会話におけるゴールとは?
相談事を受けて解決するのが私の仕事です!
・・・と張り切って言ってみましたが、これは私が言いたいだけ。
そして、相談事がないと私は仕事がありません。
だから、私は相談事が欲しいのです。
人間関係で困ったことがあれば教えてください。
というのが、私の仕事においての会話のゴールです。
と、このように会話にはある程度目的があります。
・話を聴いて欲しい
・解決策が欲しい
・共感をして欲しい
などなど。
このような抽象的なものではなく、日常会話においてもあります。
・○○に一緒に行きたい
・○○を買いたい
・○○と付き合ってほしい
などなど
会話に目的があることは何となくお分かりかと思います。
しかし、それはあなたの目的です!
会話の受け手である聴き手には全く関係ありません!
ここが注意点です!
この注意点を知らない人が結構会話術などを語ってきます。
たぶん、こうすれば相手が思い通りに動く、とか言う本も出てるからでしょう。
ちなみに本を書いている人の目的は本を売ることであって、あなたが買った時点で目的は達成しています。
ですから、実際に本を使って、会話が成功する、失敗する、などの結果は、実は関係なかったりします。
そこも注意が必要です。
もうお分かりですね・・・?
会話にとってのゴールはあなたのゴールが明確になっていることと、
もう1つ重要なのは相手のゴールが何か、をあなたが知ることです!
この2つが重なった時に有意義な会話ができるのです。
そこで、相手のゴールを知るためにやるべきことがあります。
それは、あなたが話すことではなく、あなたが聴くことです。
おそらく、会話をする時点であなたのゴールは明確にすることがある程度できます。
しかし、相手のゴールは会話をする時点ではよく分からないのです。
なぜなら、相手が今、どのような状況で何の仕事を抱えていて、どういう想いでこの場にいて、今後の予定は何があるのか、などなど。
あなたは現時点では知る由もないからです。
そこで、会話をする上で一番大切なのは聴くことというのが何となく分かってきたと思います。
相手のゴールと自分のゴールを合わせること
これが最も大切なコミュニケーションスキルの1つです。
もし、言いたいように言い、
話したいように話し、
あなたが話すことで相手のことを何も考えていないな、
と思われた方、もしくは、相手もきっと同じ気持ちに違いない、と思い込んでいたと気付くことができれば、そこから会話は飛躍的に向上します。
まずは、あなたの目の前に方に興味を向けてみるところから始めてみませんか?
あなたが今日笑うことで
子ども達に明日への希望を届けよう
こころと言葉 礒村 博之
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虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。