ヴし

ただ自分の言葉をサーバー上に漂わせていたいだけのアカウント 趣味と自分の話しかしません

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最近の記事

尊敬する先輩の話(2)

私が完全に心を開いたのに呼応するように、姑は私に全力で向き合ってくれました。 だから、他の人より細かい指摘も声に出してくれたし、 私がいつもより責任の重い仕事をしなきゃいけないときは煽ってきたし、 ご飯にもたくさん行って仕事に対する熱い思いを話してくれました。 姑と仲良くなって少しして、浴びるほど酒を飲みましょうって朝までサシ飲みに行ったことがありました。 このときに姑は初めて客室清掃のリーダーが自分にとって大きな負担であること、それでも自分が仕事を頑張る理由を話し

    • 尊敬する先輩の話(1)

      私にはこの1年間、とっっっっっっても面倒を見てもらった人がいます。 通称、姑。 夏の間、私の客室清掃のミスを毎日「姑のように」事細かに指摘してくださったことからこの名前で呼ばせてもらっている。 入社年で言ったら1コ先輩。でも年齢は1コ下。 最初は姑に毎日指摘されるのが怖くて。姑が自分の清掃した部屋に入ってくるのが憂鬱で。 自分が自信を持って仕上げた部屋でも、また新たな課題を繰り出してくる。 めちゃめちゃ悔しくて、いつかOKと言わせてやるんだって、柄にもなく掃除を頑

      • 近況

        社会人になってだいぶ経ちました。 一番の変化は関わる人間の種類が幅広くなったことでしょうか。 それに伴って、私はそれなりに関わりが継続しそうな人間とは当たり障りなく接したいと思う質なので、人間に合わせて全く別の自分の人格を用意してしまっているように思います。 これが最近になってまあまあしんどくなってきまして。 まずは、職場での自分の評価。 「あいつはなにやらせてもそれなりにできる」的な評価になりました。 結果、同期の中で目立った長所も短所もなく、役割を与えようとな

        • 私のかぞく

          最近、仕事の関係で新たな場所に引っ越ししまして、実家からだいぶ離れてしまいました。 さみしいので、今回は私の家族について書こうかなと思います。 まずは、父。 ひとことで言うと、一生勝てない存在です。 私が幼い頃は単身赴任をしていたため週末にしか会えず、単身赴任を終えた後も残業続きでなかなかゆっくり話せず。 でも私が一人暮らしを始めてから、父と深い話をするようになり、そこから父の人となりを知るようになりました。 不思議な経歴を持つ父でして、家出を親(私の祖父母)に認

        尊敬する先輩の話(2)

          雑記

          かなり時間が経ってしまいましたが 先日私が好きな俳優のひとりが亡くなりました。 滝口幸広さん 彼が出演していた作品で大好きなものがたくさんあるので、少しここに残しておこうと思います。 まずは、戦国鍋。 その中でも「ヘアアーティスト毛利」は忘れられません。 悪い笑顔で陰謀をどんどん成功させていく毛利さんが本当にかっこよくて、大好きでした。 何回も何回も見たおかげで、大学受験のときにも助けられたのも印象深いです。毛利さん!陶晴賢って書けたよ!!って心の中で叫びました

          墾田永年私財法

          最近、いろんなジャンルに「1番好き」ができてきました。 もともと、多くの人が乗ってる波には乗りたくない派のひねくれ者なので、 自分がハマったマイナーなものをどんどん深掘りすることと、それを周りに拡散することを軸に自分の趣味の世界を構築していました。 しかし、就活をしていくにあたり、今だけは世界を幅広く見てみようキャンペーンを開催したところ、 自分なりの「1番好きな〇〇」が見つかり、案外その沼にずっぽりはまりそうになってたりします。 今までは 1番好きな俳優は甲斐翔

          墾田永年私財法

          自己

          私はもともと自分大好きマンなのですが、 大学生になって、一人で過ごす時間が増えたからか、はたまた思考のための体力がついてきたからか、それとも周りに価値観は違うけど尊敬できる友人ができたからなのか、 自分のことについて客観視する時間が増えたような気がします。 自分が「これ好きだな」と思ったときには、なんで好きって思ったんだろうとか。 友人の行動と自分の行動を比較して、なんで自分はこういう行動をしたんだろうとか。 周りからこう思われてるから、こういう仕事が回ってくるんじ

          灯台もとくらし

          私は地元が大好きです。 地元に何か貢献したくて、大学でちゃんと勉強しようと思うようになったほど、地元が好きです。 大学で地方のまちづくりを勉強していると頻出するワードがあります。 「よそもの、若者、馬鹿者」 よそものは、住民にない視点を持ってくる 若者は、行動力がある ばかものは、周囲の批判に負けずに取り組む力がある この3要素がまちづくりの原動力になるという考え方です。 何度も何度も聞いてきたし、授業で知らない地域に行き、そこの住民が気づかない魅力を発掘する

          灯台もとくらし

          もうひとつの趣味

          私はお笑いを見ることが好きです。 特に漫才。 今までもずーっと好きだったのですが、劇場に行くほどではなくて。 サークルで漫才のネタを書いて内輪でやってはいたのですが、それも誰かのオマージュ程度でした。 (ちなみにオードリーはオマージュしやすいのでおすすめです) しかし、今年の4月からは劇場に行くようにもなりました。 こんなにハマったきっかけは、2017年のM-1で和牛さんが披露された「ウエディングプランナー」のネタでした。 前半穏やかなのに、後半に津波のごとく笑

          もうひとつの趣味

          白線上の自分

          ※あくまでも個人の感想であるということを踏まえてからお読みいただければ幸いです。 刺激が足りない。 刺激がほしい。 この文章だけ見ると、薬物中毒者みたいですが。 振り返ると、私は常にこの言葉のままに生きてきたような気がします。 定められた枠からいかに怒られないようにはみ出るかとか。 いかに他人とずれてるけどずれすぎではないギリギリを攻められるかとか。 気づくといつもスリルとか刺激を欲して歩道と車道の間の白線ギリギリを歩いちゃってる。 最近では、いかに店長の機嫌

          白線上の自分

          【急募】HOW TO OUTPUT

          大学に入ってから、うまく自分の内部が表現できないことにイライラするようになった。 頭の中に常にモヤモヤはあるのに、きれいにはき出せない状態がずーっと続いている。 はき出してみても何かは内部に残っている感じ。 アウトプットの方法には様々なものがあるけど、全部うまくできない。 絵は下手くそ。 写真は機材がない。 絵画部門だったら、コラージュ作りがはき出せるかなあ。 文章はある程度なら書けるけど、いつもモヤモヤが残る。電気の抵抗の授業で習った言葉を使えば、Ωの値が大き

          【急募】HOW TO OUTPUT

          ひとのあいだ

          私は悲しいことに、初対面の人とは一通り相手の観察を済ませてからでないと心を開けないタイプの人間です。 その人間関係の構築のしかたは周囲から、 「さっぱりしすぎ」 「達観しすぎ」 「手慣れすぎてもはや怖い」 と言われます。 私も相当悩んで、たどり着いた私なりの人間との接し方。 これが形作られたのは、高校の部活の経験でした。 以前の投稿にもあるのですが、私は音楽部に所属していました。 みなさんは音楽部・吹奏楽部と聞くとどのようなイメージを持つでしょうか? 「女

          ひとのあいだ

          あまいすっぱいにがい

          私は人より嗅覚が優れていると言われています。 季節の変化は植物の色よりも空気の匂いで感じますし、雨が降りそうだなということも匂いで判断します。 高校生の頃までは、家に着いた瞬間に晩ご飯のメニューを当てられたし、強い香水をつけた人のたどった道を追うこともできました。 ここまで来るともはや犬です。 だからなのかわかりませんが、ありとあらゆる記憶が匂いと結びついています。 最近、私のマンションのエントランスにユリの花が生けられています。 とても甘いにおいがするユリの花。

          あまいすっぱいにがい

          最近の悩みメインディッシュ

          私には夢がある。 地元である茨城の観光に携わること。 観光による地方活性化の現場に携わること。 私のことを応援してくれている会社がある。 茨城ではないけど、地方の観光を担ってる会社。 そこの会社は今人材不足で本当に苦しんでる。 私を応援してくれてる人たちは、そこに私が就職することを本当に本当に待ちわびてる。 でも、みなさん優しいから、「自分のしたいことをやったらいい。自分のしたいことの線上にこの会社があった時に来なさい。」と言ってくれる。 その会社に就職して今

          最近の悩みメインディッシュ

          違和感・オブ・ザ・インタビュー

          私は昨年から大学で「インタビュー法」というものを学んでいます。 フィールドワークで人々にお話を聞いていき、その語りを基にものごとを考察するという調査の手法です。 最近では、インタビューについて詳しく学んだり、実践したりしていく中で、雑誌のインタビュー記事、とりわけネットに転がっている若手俳優へのインタビュー記事に違和感を覚えることが増えました。 今日はこの「違和感」の話をしようと思います。 前提として、私は若手俳優の追っかけを趣味でやっています。間宮祥太朗さんとか、桐

          違和感・オブ・ザ・インタビュー

          世間の知らないF1の世界

          今週末はF1の鈴鹿グランプリが開催されてましたね!結果はハミルトンの完勝だったみたいですが。ハミルトンの走り方なんかこざかしくて苦手なんだよな・・・。 というわけで、今回は父親の影響で少しだけF1をかじった私が頑張ってF1の魅力を語ります。張り切って行ってみよー! F1とかモーターレースの世界って、ドライバーが注目されがちですよね。それこそシューマッハとか、ベッテルとか、日本人だと小林可夢偉だろうか。 でも、F1の本当に面白いところって、ドライバーがいくら運転がうまくて

          世間の知らないF1の世界