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3日目

3人姉弟でしばらく過ごす日々。 仲良く過ごせる日もあったかと思う..... でも、記憶にあるのは男の子であることが羨ましく思う“嫉妬”から、弟をいじめる日々。 これが強烈だ。 あんなに可愛い弟を..... どうして、そんなにいじめてしまうのか..... 当時はわからなかった。 今なら分かる。 わたしは、男の子に産まれて家を継ぎたかったのだ。 母の役に立ちたかった。 女 女 と続いたことで 『あと継ぎは?』と聞かれる母を見ることは辛かった。わたしが男で

    • 2日目

      わたし、妹 その下に弟が産まれてきてくれた。 そこでわたしの世界は更に変わった。 家を継ぐであろう男子が産まれたからだ。 わたしは、もう要らない子なのだと。 要領よく立ち回れる子(妹)がいる。 家を継ぐ子(弟)もいる。 わたしの居る意味って?? どんどん心にヒビが入る。 わたしって何のためにここに来たんだろう。 どうして産まれてきたんだろう。 間違えちゃったのかな。 次は間違えないようにしなきゃね。 でも.....“次って、あるのかな?” もう産ま

      • 1日目

        わたしは1番目であることが非常に嫌だった。 何をやるにもわたしが初めてな両親。 手探り、神経質。楽しそうには見えなかった。 両親を喜ばせたかった。 わたしは両親の望むような子に育ちたいと思った。 すぐ下の妹は元気いっぱい。 自分がなにが得意で、なにが不得意かをよく分かっているように思えた。 振る舞いが 軽やかに見えた。 陰で努力をしているんだろうけれど、それが全く感じられない。 わたしは嫉妬した。 わたしには出来ナイコト、言エナイコトを軽々とやってしまう

        • はじまり の 日

          1987年。わたしは産まれた。4人姉弟の1番目として。 この世界に“生”をうけた。 その瞬間のことは、まっっったく!これっっっぽっちも記憶にない! 1番古い記憶.....を呼び覚まそうとするも.....脳のなかでぐっすり眠っているのか全く出てきてくれない。 最初から、最後まで記憶に留めておけたら良いのにな~ と、いつも思う。 わたしは、なんでも知りたいのだ。なんでも、知っておきたい。 脳に入れるスペースが無くなるくらい、ガッチガチに。 頭でっかち。知識はあるも

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        • じぶん
          4本