どんぐりの背比べ 1 宇都雄哉 2020年3月14日 16:02 今を遡ること11年前の2009年から2010年暮れまで僅かな期間バンドを組んでいた。僕は元々ハードロックやメタルを好むギタリスト出身で作曲専門だったけど、理想的なボーカリストに遭遇しなかったため結局自分も歌うことになっていた。この頃は僕たちも多くのアマチュアミュージシャン同様、渋谷、新宿、下北沢といったところで月2本程度のライブをやる生活を送っていた。ただ全然お客さん呼べなかった。人気バンドはステージングが本当に上手だった。そして、シーンでウケそうないわゆる売れそうな歌詞のテーマだったり音楽だった。(今でもバスドラの4つ打ちは分かりやすくノレるけど、売れそうな音楽はみんなが模倣してパターン化する)僕はかねがねその傾向にアンチテーゼを唱え、日本の音楽界にもかつてのレノンやディランといった、音楽という枠も超えたオピニオンとしても発展させたいと思い、作品作りをしてきた。ただ中々思うようにはいかなかった。バンドの内部的にも周囲状況にしても。この動画は当時組んでいたWeather Go(天気ヨシ!というニュアンスだった気がする)の最後のライブの様子です。2010年の12月14日でした。今は異業種交流イベントの際に使わせて頂いている越谷easygoingsさんが会場なのも不思議な縁を感じます。ちなみにSEは私の好きな英国70年代プログレバンドのYESの曲です。27歳当時の僕の主張を聴いてください!「どんぐりの背比べ」作詞作曲 宇都雄哉・深作和馬 編曲 Weather Goこの船でどこへ行くのか考えるのはもう辞めた絡みつく迷いを棄ててそれぞれの明日を探す船着き場を降りて岸辺に腰を下ろせば僕らこんなにも自由なんだいがみ合ったところで同じとこで笑う似た者同士のどんぐりさありふれた真実から見え透いた嘘が生まれ今君のその目には冷え切ったイメージがある逆上がりをして反転した空に怯えても世界はそんなに変わらないさいがみ合ったところでいつかは手を借りる似た者同士のどんぐりさこの船でどこへ行くのか考えるのはもう辞めた絡みつく迷いを棄ててそれぞれの明日を探す #音楽 #音楽制作 #ローカル #越谷 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート