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無意識と思考の関係

毎朝瞑想をする習慣を続けていて気付いたことをシェアします。

意識もしくは「気づき」(awareness)が、思考を飛び越える状態になります、瞑想中は。

これは、普段、思考のほうに自己同一化することを常としているからですね。

思考は持ち物です。

そして、自分のものでもないです。

意識が思考を飛び越えると、純粋な気づきだけがあるような状態になります。(これも、後付でそう表現しているだけで、なんとも言葉にしようがない状態です。)

そうなると、顕在意識も、潜在意識(無意識)もへったくれもないわけです。

で、これを(これまた後付で)解釈すると、普段は無意識だとして忘れてしまっている意識の領域が、思考よりも先に現実の中でワーク(work)している事実を知ります。

ということは、思考は無意識についていくような感じで追いかけているんですね、時間軸で見ると。

では、思考は単なる無駄、要らないもの?なのかというと、案外そうでもないこともわかりました。(あくまでも、自我/マインドの領域の話ですけど。)

思考は無意識を後付で解釈していると同時に、マインドの中で考えたこと、決めたこと…などを無意識に対してフィードバックしているんです。

そして、無意識の領域は無限=宇宙ですから、フィードバックされたことを忠実に再現しようと動き続けます。

ここの話になると、地球はタイムラグがあるとか、そういうよく引き寄せの法則などで語られる理屈が文脈的に出てきますね。

僕がこの流れで思い出したのは、仏教の身口意という考え方でした。

身口意の中で、最後に来る意識/思考が一番大事だよ(気をつけなさい)、ということです。

なぜなら、なにを考えたかがそのまま宇宙を創造していくから、ですね。
創造そのものは無意識的に行われていきますが、どうしてほしいかというオーダーは意識的に出されているので、結局この無意識と思考の関係を考えると、思考からのオーダーが宇宙創造を決めていくわけです。

ちなみに、順番でいうと、次が口=なにを言うか、そして最後が身=どう行動するか、となります。

口にすることにしても、身体=物質的な表現にしても、もうその段階では創造の物質化の段階、つまり、結果発表の段階に入っているので、純粋な創造はもう終わっているわけです。

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