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プログラミング初心者のマインドセット問題/コンテンツ会議予告

今日の内容は、次のとおりです。


Outline


昨日の投稿の続きとして、動画「プログラミングにはやってはいけない勉強法がある!?」を題材に、プログラミング初心者がマインドセットを切り替えるには何が必要かを考えます。

次に、自分がメンター/講師としてできることはなにかを再確認し、それをリアルな「場」にどうつなげるかという課題の中で、これからローンチしようと思っている企画の概要を説明します。



まずは素材


ひとまず下記が昨日の投稿へのリンクです。

この中に貼り付けた動画「プログラミングにはやってはいけない勉強法がある!?」をちゃんと最後まで観てみました。

観ながら、要約をメモりました。



「プログラミングにはやってはいけない勉強法がある!?」要約


前半で話されているプログラミング学習の3大原則は以下だそうです。

1.暗記はやめましょう
2.インプットしたらすぐアウトプット
3.必要な分だけ学びましょう

これはもう完全に同意です。

次に、具体的にどのような手法で勉強していくかが簡単に話されています。

How ー 5つのステップ

1)開発したいものを考える
  目標物がないと迷う
  作れればなんでもいい/役に立たなくていい

2)(1)の目標を作るのに必要な技術を調べる
  なにを勉強するかを洗い出す
  実際にプログラマに相談してみると良い経験になる

3)ハードルが低い教材を使って、浅く広く基礎を勉強する
  ただし、何回も同じことを勉強しない

4)開発する
  ここが大変。難しくて当たり前

5)また新しいのを作る
  ひとつ作って満足するな
  多様なアウトプットには価値がある

僕の要約はかなり雑なので、是非もとの動画を閲覧して、みなさんなりに考えてみてください。

上の5つのステップに関しても、手法や切り口としては本当に素晴らしいと思います。プログラミング学習を効率よく進めるという観点ではほぼ無敵のメソッドではないかと思います。



独学バンザイ


このような動画を観て、その勢いでもって、

・自分の今までの非効率なやり方を反省し

・過去のやり方は捨てちゃって

・新しく知った効率的なやり方を受け入れる

というように単独でマインドセットを切り替えられる人はどんどんそうしていただくのがいいと思います。

これは経験から言ってます。

自分自身がフリーランスのエンジニアですから、「あ、こっちのやり方でやらないと進まないんだ」と覚ったら、とっとと古いやり方を捨て、新しいやり方に切り替えていかないと正直やってられない世界だというのを骨身にしみて知っています。

だから動画コンテンツなどを使って独学で進めていけるスキルや天性がある人は迷わずそうするべきです。

プログラミングは独学バンザイの世界ですから。



問題はマインドセット


一方、マインドセットをパッと切り替えられない(けど、どうしてもプログラミングの世界に飛び込みたい)という人は辛いですよね。

動画の中で言及されていることに注目してみましょう。

例えば、

一度覚えたことを何度もやるのは楽。
人間、不安になると楽なことを繰り返してしまう。
→ 超無駄。

「そんなの何回もやっても意味ないから、次行って」とかって、他人(プログラミング経験者)に指摘されてはじめてわかるという人が結構多いんじゃないでしょうか?そもそもそれを自分で検証して気付けるのって、独学派の人か、なにかしら修羅場を乗り越えた上級プログラマだけであって、ほとんどのプログラミング初心者の方々が自分自身のステータスを客観的に分析するのは非常に難しいと思います。

同じ理屈で、

自分がいかに無駄なやり方に終止しているかをさっさと自覚して、効率的なやり方に移行しちゃいましょう。

というのも、それが独りで判断してできるようなら苦労しないと思うんです。

今の場所がどんな状況であれ、そこから離れる行為には常にある程度の不安が伴います。これは人間の心理の構造からきているのでどうしようもない。

その上、プログラミングという全く未知の世界となると、不安は増す一方だと思います。

そのような方のために今は、メンターなど、初心者の学習をサポートする立ち位置の仕事に需要が出てきているのだと推測します。



メンタル面をサポートしたい


自分がまずサポートしたいのもそのメンタルな部分ですね。

対面なり、オンラインチャットなり、手段は何でも良いですけど、初心者の方と直接つながってなにかするのであれば、参考書を棒読みするようなことをしてもなんも意味がないと思うんです。それこそ超無駄。

プログラミング学習ステップの中にコミニュケーション要素が持ち込まれるということは、やはり求められているのは対話だと思うんです。

対話的に学習プランを相談したり、ざっくばらんに悩みを打ち明けたり、あと、プロが実際にはどうやっているかを直接見せてもらえたり…、そういうことができるから、初心者の方がわざわざ「先生」のところに足を運ぶ/時間を割く価値があるんだと思います。

そして、自分自身が約1年プログラミングの個人レッスンをやってみて感じたレッスンそのものの必要性もそこです。相談できるから来てくれるんです。



初心者のみなさんの生の声を聞かせてください


練馬にあるNeribaというイベントスペースにて、「プログラミングスクールに初心者が求めるもの」みたいなテーマで話し合える懇談会形式のコンテンツ会議をローンチしようとしています。まさしく今準備中です。

詳細が出たらまたnoteでも発信しますが、第1回は2019-10-31(木)の20:30からやろうかなと思ってます。(若干フライング気味ですが言っちゃいます。)

今のところの想定としては、

・無料、もしくはほぼ無料で参加できる、定期的な「コンテンツ会議」

・有料のプログラミングスクール/ワークショップ/合宿

というこの2つをNeribaという場所でリンクさせながら運営できたらと構想しています。

そして、この生々しい構想段階から、モニター的に協力してくれる生徒さんや、いっしょに教える側で企画に参加したいプログラマさんを巻き込んじゃいたいと思っています。

多分一両日中に第一回コンテンツ会議の詳細を告知できると思いますが、「待ちきれない」という方は、noteで直かFacebookページにてお問い合わせください。

16:19追記: イベント詳細出ました。


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