逃げかもしれない。でも、それでも。
私は、やりたいことがある。
それは、ブックカフェや私設図書館のような、本に囲まれた仕事をすることだ。
悲しいことや、苦しいことがあっても。
本や、絵や、音楽があったからこそ、頑張れた。というか、もっともっと、読みたい、見たい、聴きたいという強い想いがあったから、この世界に踏みとどまることができたのだ。
だから。
昔の自分みたいに、悲しみや苦しみを抱えている人たちがふらりと立ち寄って、ほっとできるような場を運営したいのだ。
私はたぶん、組織で働くことに向いていない。
だか