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神様怖い夢見ないようにお願いします。明日もお願いします。

次女の寝る前の呪文です。笑

最初は長女が言っていましたが、今は次女。

この呪文を唱え出すと、いよいよ眠いのだな。と。寝る体制に入り、私の左腕を両手で抱きながら三秒で寝ます。のび太か。笑



内田也哉子さんと、脳科学の中野信子さんの対談が書籍化されたのを読んだのですが、


子育てに適する脳は40代から


だそうで、ちょっとホッとしている私がいます。人間の脳は30代でもなお進化するそうで、子育てに適する脳になるには40歳からだと。

今年四十路を迎え、子育ては10年目に突入しました。

しかしまあ、こんなにも子育てには向かない親が居るのかと、ほんとに開いた口が塞がらないほどの衝撃がありまして。自分のことなんですが。苦笑

30代前半は毎回毎回、←てかほぼ30代中。え。

くぉーーーーー!!!!!!!!!!

って思いながら耐えていまして。フラストレーションが溜まりに溜まって。

悶えると言うか。

なんでー!!!!!!どうしてそうなるのー!!!!!←自分へのツッコミ

自分が思い描いていた子育てと現実の子育てのギャップに苦しんでいました。

諦めが悪いのか、今の自分の状況を受け入れられずにストンと入ってこないのか。

私の場合、

~であるべき
母親は~であるべき
普通は

に長いこと縛られてしまったために、起こったことだと最近気付き、9年経ってやっとそれを手放しました。実に長い間それに縛られて過ごしてしまった。

周りを気にしすぎちゃって、本来の自分を生きていなかった。

自分で言うのも何ですが、ちょっと真面目すぎちゃうところがあります。融通が効かないというか。

ただ、きっと私にはそれは起こるべくして起こっていて、必要なもがきなんだと思っています。もっと深くなれよ。ってことです。


前回にも書きましたが、私は親の背中は一生懸命働いているところしか見ていないので、

自分がしてもらっていないことを自分が子供にしてあげられることの想像力が完全に欠けていたのです。

知らず知らずに、子育てをする力量と自信が自分には全くないことがわかり、漠然と不安だけしかなかった。(今思うと、それは私だけではなく遡って母→祖母→曽祖母→そのまた上の方のどこからかきっとそのようになっていて、それが当たり前に下へ下へと降りてきたんでしょう。なので誰が悪いとかそういう話ではなくなります。時代ですね。その時代それぞれの子育てがあり、それが当たり前にそこにあるのでだれも疑問にも思わなかった。ただそれだけのことなんだと思います。)


痛い思いをして産んでも、痛みが終われば、この子はどこから来たのだろう?と本当に不思議な気持ちに何度もなったのを覚えています。可愛いというか、ただただ不安で、こんなにも小さな弱々しい赤ちゃんを自分が落として死なせてしまったらどうしようとか、おっぱいちゃんと飲めずに痩せていって死んでしまったらどうしようとか。そればかり考えていました。産後うつだったのでしょうか。


ありがたいことに、産んでからわりと子供と密に過ごせる環境があるので、自分の幼少期とはまったく違う環境で子供を育てられることをただただ有り難いと思います。出来ないなら出来ないなりに不器用に子育てをするしかない。

でも根底にある愛情が伝われば、それでいいと今は思いながら日々育児と育自しています。


長女はもうあの独特な小さい子の匂いがしないのですが、次女はまだかろうじてあの匂いがします。毎日ほっぺたとおでこをくんくんして癒やされていますが来年は小学生になるのでそろそろあの匂いも消えていくのかな。。寂しさ。

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